ハワイに行く時に「まずはネット環境を確保したい」という方は多いと思います。
私は この十数年間、毎回ハワイに行く前に「現在、自分にとって一番お得なネット環境は何だ?」と必死に調査して滞在時のネット環境を確保してきました。
そこで今回は「私がハワイで実際に利用したオススメの通信サービス」(2023年9月情報更新)をご紹介します。
尚、私の結論は「2種類のサービスを併用するのがベスト」でしたので、2社を利用しています。
この主な理由は「滞在期間が長かった」「通話も利用したかった」の2点なので、この点に該当しない方(例えば「滞在期間が1週間の方」など)は、どちらか片方でも全く問題ないと思います。
今回の記事には、主に次の内容が詳しく書かれています。
- ハワイ滞在時に私が選んだ2種類のオススメ通信サービス
- ahamoと楽天モバイルを選んだ理由
- ahamoと楽天モバイルをハワイで利用した際のメリット・デメリット
- ハワイで利用したahamoと楽天モバイルのデータ通信量
- ハワイで利用したahamoと楽天モバイルの料金
- 今回利用した通信機器(スマホとWi-Fiモバイルルーター)と、一番オススメだった意外な機種
- ahamoと楽天モバイルの通信速度を、ハワイ各地で実際に計測した結果
- 実際にハワイでahamoと楽天モバイルを利用した後の率直な感想
ハワイ滞在時に私が選んだオススメの通信サービス
ハワイで私が必要とするネット環境
私がハワイ滞在時に必要とする通信環境(インターネットと電話)は以下のとおりです。
- 宿泊先に高速の無料Wi-Fiが有るので、主に外出時のスマホ用(2台)
- 外出時に長時間の動画は観ない
- 外出時に利用頻度の高いアプリで、それなりにデータ通信を使うものは「google map」「da bus2」「ブラウザ(safari)」「biki」で、1日の消費量はスマホ2台で300MB前後
- 頻度は高くないが、日本に電話をかける可能性がある
- 頻度は高くないが、日本から電話がかかってくる可能性がある
以上の条件で「一番安くて使い勝手が良さそうな通信サービス」を選びました。
選んだ通信サービスはahamoと楽天モバイル
上記の条件で私が選んだ、ハワイで使える「安くて使い勝手が良さそうな通信サービス」は「ahamo」と「楽天モバイル」の2つです。
念の為、ひとつ前提をお伝えしておくと、今までの経験から ハワイを含む海外でのネット通信は、実際に行った場所やその時の状況で通信速度が大きく異なり、結局「行って実際に利用してみなければ分からない」というのが事実だと感じています。
なので、ある程度は事前に調べますが、どうしても“確実”という事は無いので「繋がる可能性が高ければOK」くらいの感じで契約しています。
以下では、これらの通信サービスを選択した理由と両方の契約が必要になった経緯もご説明しています。
ちなみに、私は最初にahamoの利用を決め、ahamoで足りない部分を補うかたちで楽天モバイルを契約しました。
最初にもチョット書きましたが、利用条件によっては どちらか一方で済む場合も多いと思いますので、ご自身の条件に合った通信サービス選びの参考にして頂ければ嬉しいです。
ahamoと楽天モバイルは、それぞれ特徴が大きく違いますので、まずは それぞれ どの様なサービスなのか?と、どんな方にオススメなのか?をご紹介します。
ahamo
月額料金(税込)
- 2,970円
海外データ通信
- 日本国内と海外の合計で月間20GBのデータ通信が利用可能
- 海外で高速データ通信が使えるのは15日間
※海外で接続した時点でスタートし、帰国後日本で接続した時点でリセットされます。

通話(ハワイ滞在時の日本からの着信および日本への発信)
- 通話料に関しては Docomoと同じ料金体系なので「非常に高額」
- 日本からの電話を受信する場合の受信料金:1分175円
- 電話の発信は、ハワイを含むアメリカ国内へかける場合:1分125円、日本へかける場合:1分140円
ahamoがオススメの方
- 既にahamoを契約している方
既にahamoを契約されている方なら、特別な手続きをする事無くスマホの簡単な設定のみで利用する事ができます。 - DocomoのSIMロックが掛かったスマホか、SIMフリースマホを利用している
ahamoはDocomoが提供する通信サービスですので「DocomoのSIMロック」が掛かったスマホか「SIMフリースマホ」で利用できます。
逆に言うと、Docomo以外(auやソフトバンクなど)のSIMロックが掛かったスマホは利用出来ませんので、SIMロックの解除が必要です。
※softbankをご契約の方は「アメリカ放題」の利用が良いかも知れません。 - ハワイで多くのデータ通信量を消費する可能性がある方
日本国内でもご利用の場合は日本と海外の合計になりますが、月間20GBまで追加料金なしで利用可能です。 - ハワイの滞在期間が15日を超えない
ahamoをハワイを含む海外で高速データ通信を利用出来るのは「最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時まで」という制限があります。 - 通話サービス(電話)は殆ど利用しない
上記のとおり通話料は高額です。
楽天モバイル
月額料金(税込)
- データ通信 3GBまで:1,078円
- データ通信 3GB超 20GBまで:2,178円
- データ通信 20GB超:3,278円

海外データ通信
- 海外での接続は2GBまで追加料金なし〔使い切った場合、1GBあたり500円(非課税)で追加が可能〕
※但し、海外利用分も「月額料金を確定する為のデータ通信量」の合計には加算されます。- 国内1.5GB+海外2GB=3.5GB利用の場合は月額2,178円になります。
- 少し複雑な話になりますが、海外2GBに追加チャージ(1GBあたり500円:非課税)した部分は、別料金を支払っていますので「月額料金を確定する為のデータ通信量の合計」には加算されません。
- 国内0.9GB+海外2GB+海外追加チャージ 1GB=3.9GBですが、「月額料金を確定する為のデータ通信量の合計」は2.9GBとなり、月額1,078円 + 海外チャージ500円(非課税)になります。
通話(ハワイ滞在時の日本からの着信および日本への発信)
- 通話に関しては、楽天モバイル純正のアプリ「rakuten link」を利用すれば、ハワイから日本への発信も日本からの着信も無料です。(ハワイ内への発信は有料)
※ 但し!iOSの場合は「rakuten link」での着信が出来ませんので、iPhoneを利用している方が日本からの電話を受けると高額な着信料が発生します。- 下で「iPhoneの私なりの着信料金節約対策」をご紹介しています。
楽天モバイルがオススメの方
- 既に楽天モバイルを契約している
既に楽天モバイルを契約されている方なら、特別な手続きをすること無く、スマホの簡単な設定のみで利用する事ができます。 - SIMフリースマホを利用している
楽天モバイルは、SIMフリーのスマートフォンでなければ利用する事ができません。
iPhoneは、ほぼ問題ないのですが、androidは楽天モバイルが動作確認している機種でなければ利用できない事がありますので、公式ホームページで事前に確認する事をオススメします。 - 日本からの電話を受ける、またはハワイから日本に電話をかける機会が多い
楽天モバイルのアプリ「rakuten link」を利用すれば、ハワイから日本への発信も日本からの着信も無料です。(ハワイ内への発信は有料)
※ iOSは「rakuten link」での着信が出来ませんので、iPhoneで日本からの電話を受けると高額な着信料が発生します。
ahamoと楽天モバイルを選んだ理由
ahamoに決めた理由
- 1GBあたりの料金が激安(20GBで月額2970円 → 約150円/1GBあたり)
- 多くの機種に対応している(ドコモSIMロックかSIMフリーであれば)
- 日本で接続設定を完了させられる(ハワイに着いたら電源を入れるだけで利用可能)
ahamoでは補えない部分(2023年9月時点)
- 高速データ通信が使えるのは15日間(この時の私の滞在期間が18日間だった為)
- 日本からの電話を受信する場合の受信料金が高額(1分175円)
- 電話の発信が高額(ハワイを含むアメリカ国内へかける場合:1分125円、日本へかける場合:1分140円)
楽天モバイルを追加で契約した理由
- 1GBあたりの料金が適度に安い(約500円/1GB)
- 海外利用分は毎月2GBまで利用可能で、以降1GB単位でデータ量の追加購入が可能
- 日本への通話が無料(専用アプリ使用時)
- 日本からの着信が無料(androidスマホのみで、iPhoneは課金される)→ iPhoneの私なりの着信料金節約対策は、後でご紹介します。
※尚、ahamoも楽天モバイルもe-SIMに対応していますが、ahamoはWi-Fiルーターで利用する事がありますので、今回は物理SIMを利用しています。
楽天モバイルは e-SIM1回線と物理SIM1回線を契約しており、物理SIMの方は電話とデータ通信速度測定のみに利用しています。
ハワイでeSIM対応の機器だけを利用し、SIMを差し替えて使う予定がない方は、eSIMの方が早く利用が開始出来るのでオススメです。(料金は同じです)
ahamoと楽天モバイルを海外で利用する際のメリット・デメリット
ahamoをハワイ(海外)で利用する際のメリット
- データ通信20GBで料金が月額2970円という安さ
- 初月の料金が日割り(初月解約の場合は1か月分の料金)
- データ通信20GBを使い切っても1Mbpsで利用可能
- オンラインで手軽に契約ができる
- e-SIMに対応(即日契約が可能)
- データ通信に限れば、設定不備での高額請求の可能性がない。(繋がれば既定のデータが消費され、使い切れば終了)
- 事前の設定が ほぼ不要
ahamoをハワイ(海外)で利用する際のデメリット
- 高速データ通信のハワイ(海外)での利用は15日間に限られ、延長できない。
ハワイ(海外)で最初にデータ通信を利用した日(日本時間)を起算日として15日経過後の日本時間0時(ハワイ時間だと午前5時)」までしか高速データ通信が利用出来ず、それ以降は帰国するまで通信速度が「最大128kbps」に低下します。 - 通話料金が高額(着信も発信も)
楽天モバイルをハワイ(海外)で利用する際のメリット
- 1GBあたりの料金が適度に安い(約500円/1GB)
- オンラインで手軽に契約ができる
- e-SIMに対応(即日契約が可能)
- 海外利用分は、アプリで簡単に1GB単位でデータ量の追加購入が可能
- 日本への通話が無料(専用アプリ使用時)
- 日本からの着信が無料(androidの専用アプリでの着信時のみ)
楽天モバイルをハワイ(海外)で利用する際のデメリット
- 契約月も解約月も日割り計算されない。
楽天モバイルには「日割り」という概念が無く、初月も解約月も日割りにはなりません。
極端な話をすると、月末に契約をして翌月1日に解約すると2か月分の請求となってしまいます。
なので、月を跨いでハワイに行かれる方は、この点を考慮したうえで利用される通信サービスを選択される事をオススメします。
ただ、月が変われば海外利用分として再び2GBのデータ通信量が加算されますので、2GB以上の追加(データチャージ:500円/1GB→2GBで1000円)をしようとしていた場合は大きなデメリットにはなりません。(海外ローミング用データのチャージ料金は非課税です) - SIMフリースマホしか利用できない。
ahamoはDocomoのSIMロックが掛かったスマホも利用できますが、楽天モバイルはSIMフリーのスマートフォンでなければ利用する事ができません。 - SIMフリースマホであっても利用できない事がある。
iPhoneは殆ど問題ないのですが、androidは楽天モバイルが動作確認している機種でなければ利用できない事がありますので、公式ホームページで事前に確認する事をオススメします。 - 楽天モバイルの専用アプリ「rakuten link」で通話した場合、androidもiPhoneも日本への通話料(発信)は無料ですが、iPhoneは日本からの着信料が高額です。
iPhoneの私なりの着信料金節約対策
ハワイ滞在時、iPhoneでahamoや楽天モバイルを利用中に日本からの電話を着信して、そのまま応答すると高額の受信料がかかりますので、私はskypeオンライン番号を利用して節約しています。
手順は、以下のとおりです。
1.skypeオンライン番号(有料)を契約する
2.日本で契約している通信会社の転送サービスを利用して、skypeオンライン番号に電話を転送する。
この方法を利用すると、日本で契約している電話番号からskypeオンライン番号への通話料はかかりますが、料金は国内で電話するのと同じ金額です。
デメリットは、skypeオンライン番号の契約に年間2千円程度かかってしまう事です。
メリットは、レストランの予約などで「ハワイからハワイへの電話をする」際に、楽天モバイルのアプリを使った場合は「34円/30秒」ですが、skypeオンライン番号から電話をすれば「2.44円/60秒 + 接続料5.2円/回」で済みます。
ハワイで利用したahamoと楽天モバイルのデータ通信量
ahamoのデータ通信量
ahamoをハワイで15日間利用した際のデータ通信量は、9.7GBでした。
通信量に余裕がありましたのでホテルに居る際も使っており、余計に消費しています。

楽天モバイルのデータ通信量
楽天モバイルをハワイで18日間利用した際のデータ通信量は、約2.7GBでした。
途中で「海外ローミング用データ」を1GB(500円:非課税)追加でチャージしています。
ハワイで利用したahamoと楽天モバイルの料金
ahamoの料金詳細
2023年7月に利用したahamoの料金は、2,974円でした。
内訳は、月額料金 2970円(税込)+ユニバーサルサービス料 3円+電話リレーサービス料 1円です。
楽天モバイルの料金詳細
2023年7月に利用した楽天モバイルの料金は、1,578円でした。
内訳は、月額料金 980円 + 税 98円 + データチャージ(海外)500円です。
もう1回線の方は ユニバーサルサービス料 2円 と 電話リレーサービス料 1円 の請求が有りましたが、何故かこの回線は請求されませんでした。

今回利用した通信機器(スマホとWi-Fiモバイルルーター)と一番オススメだった意外な機種
私は実験が好きなので、今回もハワイに色々な端末を持ち込んで通信の検証を行いました。
今回ハワイで利用した通信機器の数々は以下のとおりです。
- iPhone14 Pro
- iPhone12 mini
- Rakuten WiFi Pocket
- Rakuten WiFi Pocket2
- WiMax Speed Wi-Fi W05(HUAWEI製モバイルルーター)
- SHARP aquos sence3 lite(楽天モバイル)
- SHARP aquos sence2(UQモバイル)
iPhone14 Pro & iPhone12 mini
iPhoneは、14 Proと12 miniの2台(どちらもSIMフリー)で検証し、どちらも問題なく接続できました。
ahamoは物理SIMを使用し、楽天モバイルは物理SIMに加え、14 proのみe-SIMを使用しました。
e-SIMは他の機種に差し替えて使う事は出来ませんが、契約が即日完了するので便利でした。

Rakuten WiFi Pocket
Rakuten WiFi Pocketは、SIMカードを挿すだけで他に何も設定をしなくてもデータ通信が利用できる状態になります。
楽天モバイル販売の機種なので、楽天モバイルが設定不要なのは理解出来るのですが、何とahamoも設定不要で接続できてしまいました。(※ahamoに関しては、下記注意事項をご確認ください)
電源を入れたばかりですので日付時刻表示がデフォルトですが、自動で現地時刻に設定されます。

Rakuten WiFi Pocketは既に販売を終了しています(2023年9月時点)が、メルカリやラクマ等で多数販売されていますので入手は可能です。
Rakuten WiFi Pocket2
Rakuten WiFi Pocket2は、PCかスマホの管理画面で「国際ローミング」の設定をする事でハワイで利用可能になります。

ahamoは、国際ローミング設定に加えて「プロファイル設定」をすると利用可能でした。
(※ahamoに関しては、下記注意事項をご確認ください)
電波を掴むと「T-mobile docomo」と表示されましたので、T-mobile に接続された様です。

WiMax Speed Wi-Fi W05(HUAWEI製モバイルルーター)
何でこの機種?と思われた方も多いと思いますが、これには少々訳があります。
実は、この機種は「特定のファームウェアのバージョン(少し前のもの)であれば楽天モバイルで利用できる」という事で、一部の楽天モバイル ユーザーの間でチョット有名なWi-Fiルーターです。
PCかスマホでプロファイルの設定が必要ですが、日本で楽天モバイルとahamoが繋がる状態で、本体のローミングをONにすれば、ハワイでもプロファイルを切り替える事で楽天モバイルとahamoの利用が可能でした。(ahamoでのみ利用する場合は、ファームウェアが最新でも繋がるかも知れません)
写真はahamoのSIM利用時で、「AT&T」に接続している様ですね。

SHARP aquos sence3 lite & SHARP aquos sence2
android 搭載のこの2機種は、「楽天モバイルの電話着信用」として持ち込みましたので、楽天モバイルのみの検証です。
SHARP aquos sence3 lite(楽天モバイル)
SHARP aquos sence3 liteは、楽天モバイルから発売された機種ですので、全く問題なく利用する事ができました。
専用アプリでの通話はもちろん、通常のデータ通信に加えてテザリングも利用可能です。

SHARP aquos sence2(UQモバイル)
SHARP aquos sence2 の UQモバイルから発売されたモデル「SVH43-u」はSIMフリー機ですが、ハワイで楽天モバイルを利用できませんでした。
楽天モバイル Webサイト内の「利用可能端末」に、同じAQUOS sense2 の「SH-M08」が入っていましたので「もしかしたら使えるかも」と考えたのですが、ダメでした。
楽天モバイルのWebサイトに記載されている機種を選ぶ事が賢明かと思われます。。。

T-Mobileの電波は掴むのですが、データ通信は利用できませんでした。

一番オススメだった意外な機種
今回ハワイに持ち込んだ機種の中で、私が個人的に「一番オススメ」だと感じた機種は「Rakuten WiFi Pocket」です。
「ハワイ滞在は15日以内」「通話はしない」という前提ですが、ahamoのsimで利用すれば 20GBを2970円で利用できて、しかも設定不要ですから「お得」と「お手軽」のセットです。
但し、中古でしか購入できない点や、利用する際の注意点(上記)もありますので、ソコさえ問題がなければ「イチオシ」です。
もし「Rakuten WiFi Pocket」が入手できない場合や新品で購入したい場合は、少しだけ設定の手間はかかりますが、楽天モバイル契約と同時に購入できる「Rakuten WiFi Pocket2」も通信が非常に安定していたのでオススメです。
※2023年9月時点で「実質0円キャンペーン」開催中なので「お得さ」は一番かも知れません。

今回、私がハワイに持ち込んだ全ての機器でahamoと楽天モバイルを利用してみた結果、上記の様な結果になりました。
検証終了後は 主に ahamoを「iPhone 12miniかRakuten WiFi Pocket」で利用し、楽天モバイルは 「iPhone14 Pro」で利用しました。
尚、もう1回線ある楽天モバイルは「SHARP aquos sence3 lite」で、日本との電話の発着信(無料)と各地のデータ通信速度計測のみに利用しましたので、「使用したデータ通信量」や「利用料金」の計算からは外しています。
ahamoと楽天モバイルの通信速度をハワイ各地で実際に計測した結果
現在制作中です。(近日中にアップします)
実際にハワイでahamoと楽天モバイルを利用した後の率直な感想
今回、ハワイで18日間ahamoと楽天モバイルを利用した率直な感想は「概ね快適」で、「今後はSIMを現地購入する必要がない」と感じています。
場所によっては通信速度が低下する事もありましたが、「表示が遅い」という程度で「困った」というレベルの不具合は一度もありませんでした。
過去十数年間で私がハワイで一番利用したSIMカードは、現地購入した「AT&TのSIM」(アラモアナセンターのAT&Tでプリペイド契約)です。
現地の大手通信業者のSIMですから通信状態は非常に良かったのですが、2019年12月時点で「30日間・8GB・50ドル」と少々 “お高め” で、空港からアラモアナセンターに行く迄ネット環境が無いというのがデメリットでした。(それでも当時は好条件でした)
AT&T(当時)と今回の通信状態を比較すると、AT&Tは「繁華街では通信速度が速く、郊外では少し遅い」という印象でしたが、今回のahamoと楽天モバイルは「郊外では比較的高速で、ワイキキ中心部などの繁華街での通信速度が遅い」という印象でした。
もちろん「困る」レベルの遅さではなく、繁華街なら無料Wi-Fi等の非常手段もありますので何の問題もないと感じています。
尚、郊外でもビーチ等では繋がりにくいケースもありましたが、道路に近付けば速度は回復しました。
以上から、今後私がハワイで利用する通信会社はahamoか楽天モバイルを利用シーンに合わせて選ぶ(もしくは両方使う)事になりそうです。
あくまで「料金や仕様が変わらなければ」ですが。
尚、ソフトバンクの方は、アメリカ放題がお得だと思います。私も長年利用し、とてもお世話になりました。
余談:メイン回線を楽天モバイルに乗り換える事にしました
余談ですが、ハワイに行く前と帰国後の月末まで楽天モバイルを使用したところ、私の利用環境においては通話やデータ通信に不満な点は無く、従来利用していたメイン回線(au回線利用の格安SIM)から乗り換える事にしました。
なので、このまま継続して利用すれば、ハワイに行く度に楽天モバイルに関する記事を更新する事ができます。
楽天モバイルに乗り換えた理由
楽天モバイルはハワイでの利用を目的として契約しましたが、以前から国内での使い勝手(繋がり具合や通信速度など)を試したい気持ちもありました。
とは言え、他に動機が無いのに わざわざ費用をかけてまで試す気は無く、今回は「どのみち契約するのだから試してみよう」程度のモチベーションでした。
決定的な理由
私が楽天モバイルに乗り換える決定的な理由は「通話料が無料だから」です。
以前に比べると通話をする事は格段に減りましたが、通信アプリやメールでの連絡を好まれない取引先も居られますし、定期的に親に連絡する際も電話以外に手段はありませんので、この「通話が全て無料」は経済的なメリットが大きいです。
国内で利用した感想
いくら経済的なメリットが大きくても、実際に利用した際に不都合があれば意味がありませんので、可能な範囲で通話やデータ通信の検証をしてみました。
利用範囲は主に首都圏で、利用用途はハワイと同様に google map や safali、メッセージアプリが中心で、加えてキャッシュレス決済や短時間の動画視聴といったところです。(自宅ではWi-Fiを利用しています)
これは あくまで私の利用環境に限った事ですが、現在のところ通話品質やデータ通信の速度に関して不満はありません。
楽天モバイルの月額料金
初月の料金が確定しましたら、詳しい情報を掲載いたします。
楽天モバイルに不満が出た場合のリスク回避策
現在のところ私にとってはメリットの多い楽天モバイルですが、今後何らかの形で利用継続が不可能と判断した場合(取引先からの電話が受信できない、キャッシュレス決済等の重要な場面でデータ通信が出来ない等)のリスク回避策も、もちろん考えています。
楽天モバイルでは契約手数料が発生しませんし、いわゆる「年数縛り」や「契約解除料(違約金)」もありませんので、他の格安SIMに簡単に乗り換えられます。
上でも書きましたが、楽天モバイルには料金の「日割り」がありませんので、乗り換える際は月末に、「初月(契約月)日割り」の制度がある会社を選ぼうと思っています。
下のリンクは、図々しくも「アフィリエイトプログラム」を利用しています。
2023年7月のハワイ滞在時に私が選んだSIM「ahamo」と「楽天モバイル」の使用感をお送りしました。
どちらも快適だったので、滞在日数や使う用途によって、検討してみて下さいね。
なお、下のリンクおよび記事中のリンクは図々しくも「アフィリエイト・プログラム」を利用しております。ご了承くださいませ。
■滞在15日以上でも利用可能で通話無料、海外2GB+1GBづつ追加可能で使い勝手が良かった
→ ハワイでも使えた楽天トラベル
※電話回線を使う予定の方は、無料にならないパターンがあったり複雑なので、当ページ本文をご覧ください。
■日本と海外の合計で20GB利用可能で、電話回線を利用しないなら多くの人にオススメできる
→ ハワイでも使えたahamo