クアロアランチのツアーを予約して乗馬やアクティビティを体験
ワイキキからバス送迎付で 乗馬・四輪バギー・ジープでジャングル探検・カネオヘ湾クルーズ

ハワイ旅行では「大自然を満喫したい」と考えている方は多いかも知れません。
私は、海には行きたいけどサーフィンやダイビング等のマリンスポーツは激し過ぎる。山には行きたいけどトレッキングだと時間がかかるしチョット物足りない・・・とワガママな事を言っていたら、友人に「クアロアランチ(クアロア牧場)のツアー」を勧められました。

クアロアランチは有名なので もちろん聞いた事はありましたが、ツアーの内容は詳しく知らなかったので色々と調べてみると、一日で海や山をまとめて楽しめそうだったので早速予約。

せっかくなので、ネットの口コミで評判の良かった乗馬・四輪バギー・ジープでジャングル探検・カネオヘ湾クルーズを全て体験出来るツアーに参加。その時の様子と合わせて、おすすめの服装や注意した方が良いと思った点などをご紹介します。

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クアロアランチ(クアロア牧場)ツアーの予約から現地到着まで

クアロアランチ ツアーの予約と注意したい事

まずは、クアロアランチ(クアロア牧場)のツアーを予約する方法をご紹介します。

クアロアランチ(クアロア牧場)
▲クアロアランチ(クアロア牧場)

ツアーの予約は、HISやJTBなどの旅行会社への申し込みの他、クアロアランチの公式ホームページから直接予約する事も可能です。

値段は どこも大きくは違いませんが、割引キャンペーンを実施している所が若干安い印象。

私が行った時期にはキャンペーンが無かったので、クアロアランチの公式ホームページの「予約お申し込みフォーム」から予約。
電話予約も可能です(ネット予約は7日前まで)

私は申し込みの2日後の早朝に予約手続き完了のメール返信が届き、「集合(出発)場所と日時」「注意事項」「予約確認番号」が記載されていました。

支払いは当日、クアロアランチ到着後に受付で。現金の他、クレジットカードとトラベラーズチェックも利用可能です。

クアロアランチ(クアロア牧場)ツアー予約の際に注意したい事

クアロアランチのツアーを比較検討する際、アクティビティ等の内容に違いはありませんが、バス送迎に関する表示が旅行会社によって違う場合があったので、そこだけ注意が必要だと思います。

クアロア牧場の公式ホームページで予約する際は、複数の体験がパックになったコースは全て「ワイキキからの送迎」が料金に含まれ、もし送迎を希望しない場合(現地集合・現地解散)は料金が10ドル割引きになります。(申し込み時に選択)

しかし、旅行会社の中には表記の値段は「送迎なし」で、ワイキキからの送迎を希望する場合はオプション扱いで追加料金がかかる所もありましたので、注意して比較した方が良さそうです。

集合場所からクアロアランチへ向けて出発

シェラトンワイキキ・ホテルのアロハランディングに集合
▲シェラトンのアロハランディングに集合

私の宿泊しているコンドミニアムに直接の送迎は無いとの事で、一番近い シェラトンワイキキ・ホテルの団体バス乗り場「アロハランディング(Aloha Landing)」が集合場所です。集合時間は7時15分と結構早め。

早朝にも関わらず、多くのバスが停まっていましたが、スタッフはクアロアランチのTシャツを着ていますので、スグに発見。

予約番号を伝えて腕輪を装着
▲予約番号を伝えて腕輪を装着

スタッフにメールに記載されていた予約番号と名前を伝えると腕輪を装着され、バスに乗車。

私はネット予約で支払いは現地(この時点では未決済)ですが、旅行会社で申し込んだ方は支払い済なので、この腕輪は色でそれを判別する為のものだった様です。

もうすぐクアロアランチに到着
▲もうすぐクアロアランチに到着

車窓にチャイナマンズハットが見えて来たら、そろそろクアロアランチは近いです。

ハワイではグルメ中心の毎日を送る私も、この美しい景色に期待が高まります。

クアロアランチに到着
▲クアロアランチに到着

ワイキキを出発してから1時間弱でクアロア牧場に到着。

バスを降りたら目の前にある階段を上り、最初に支払いを済ませます。

最初に料金の支払い
▲最初に料金の支払い

料金を支払い、新しい腕輪を受け取ったら同じ時間に到着した方々と合流。

日本語で説明を聞き、希望するアクティビティの申し込みが済んだら、それぞれのスケジュールで帰りのバス出発時間まで自由行動です。

昼食も好きな時間に

各アクティビティは開始時間や終了時間が違うので、ランチは各自で好きな時間に食べます。
ビュッフェ形式のランチを、テラス付の広いスペースで楽しむ事ができます。

乗馬・四輪バギー・ジャングル探検・カネオヘ湾クルーズへ

私達が体験したクアロア牧場のアクティビティを、感想や気付いた点と共にご紹介して行きます。

ジャングル探検(ジャングル エクスぺディション)

まずは、ジープで自然を駆け巡り トレッキングも出来ちゃう “山” ツアー「ジャングル エクスぺディション」を選びました。

ジャングルエクスぺディションの受付
▲ジャングルエクスぺディションの受付

ジャングル探検(ジャングル エクスぺディション)の開始時間が近付いてきたので集合場所へ。

受付の辺りをブラブラしてると、案内の声がかかりました。

ジャングルエクスぺディションのジープ
▲ジャングルエクスぺディションのジープ

ジャングルエクスぺディションに使用するのは、まるで軍用車?な感じのジープ。

大きさは軽トラを少し長くした位ですが、その力強さと来たら・・・。

ジャングル探検ジープの車内
▲ジャングル探検ジープの車内

後部から乗り込み、早速スタート。

中は、ご覧のとおり座席と言うより “荷台” といった感じのワイルドさです。

注意書きに「背中痛のある方は、参加をお控えください」的な事が書いてあった事に納得。

ジャングルエクスぺディションの道路
▲ジャングルエクスぺディションの道路

最初は舗装路だった道路は、だんだん自然に近くなり車内の揺れも写真撮影困難なレベルに。

四駆のオフロード車でも厳しそうなデコボコ道もガンガン進んで行って、車内は大盛り上がりです。

クアロアランチの牛
▲アロアランチの牛

途中には牛なども居て、牧場だった事を思い出します。

景色の良い場所等ではスピードを緩めてくれたり、ジープを停めて降りたりもするので、キレイな写真も撮影可能。

2015年からは、映画「ジュラシックワールド」のセットにも寄ってくれます。

クアロアランチのグアバ
▲クアロアランチのグアバ

クアロアランチには、マンゴー・マウンテンアップル・グァバ等のトロピカルフルーツも多く、写真はグアバです。

ドライバーさんがジープを降りて採りに行ってくれました。

クアロアランチのグアバ(中身)
▲クアロアランチのグアバ(中身)

採ってきたグアバを割って皆に分けてくれました。

味は・・・超酸っぱい!
それを見てドライバーさん大爆笑。(知ってったな。。。)
この時は、まだ時期が早かったそうです。

ジャングル探検のトレッキング
▲ジャングル探検のトレッキング

高台にジープを停めると、降りて付いてくる様に促され、トレッキングが始まります。

獣道の様な山道を歩くので、参加される方はトレッキングシューズがオススメです。

10分位上ると、目の前に写真の様な美しい景色が広がりました。

来た道を戻り、ジープで山をワイルドに下ると終了時間でした。

ジャングルエクスぺディションは、滅多に乗れない様な車でオフロードを飛ばしたり、チョットしたトレッキングで高台の美しい景色や心地よい風を堪能する事ができ、映画のセットまで見れちゃう盛りだくさん内容なので「背中痛のない方には」オススメのコースです。

日陰のない場所を歩くので日焼け止めは必須で、山道を歩くので虫除けスプレーも有った方がイイと思います。

乗馬(1時間コース)

次に選んだのは乗馬です。それまで馬に乗った事はおろか触れた事すらなかった私は、期待と不安が入り混じり少々ビビリぎみ。

乗馬の服装に制限はありませんが、持ち物はカメラやスマホなど小物1つ(ビデオカメラは不可)がルールなので、鞄やリュックはロッカーに預けます。(チケット売場で5ドル払うと鍵を渡され、返却すると3ドル返金されます)

クアロア牧場の乗馬(ウエスタンスタイル)
▲クアロア牧場の乗馬(ウエスタンスタイル)

乗馬の集合場所へ行き、日本語のビデオで安全や注意に関する内容を確認したら、厩舎へ移動して今回お世話になる馬の名前を教えてもらいます。

馬には階段で上た少し高い位置から乗るので、楽に跨る事が可能。

出発まで、ビデオで習った片手で手綱を持つ「ウエスタンスタイル」で待機します。

クアロアランチの乗馬がスタート
▲クアロアランチの乗馬がスタート

乗馬初体験の私は、緊張してカメラ撮影する余裕すらありませんでしたが、お馬さんは終始穏やかで ほぼ動かず。

まもなく一列に連なってスタートしますが、私の相棒は列を逸れて道の脇にあった水飲み場へ寄り道。。。

いきなりの事態に焦りましたが、すぐにスタッフの方が対応してくれて列に復帰する事ができました。

クアロアランチの乗馬(高台)
▲クアロアランチの乗馬(高台)

乗馬は終始のんびりしたペースである事と、複数のスタッフが常時隊列に気を配っている状況に安心して、私も徐々に楽しむ余裕が出てきました。

細い山道や広い草原など大自然を愉しみ、気付けば高台に居て、チャイナマンズハットを遠くに見下ろす場所に。

クアロアランチの乗馬(終了)
▲クアロアランチの乗馬(終了)

写真を撮りながら徐々に山を降りて、スタートした場所へと戻ります。

馬から降りる時も、丁度よい高さの台が用意されているので楽々。

最初は不安で緊張していた事が嘘の様に、快適で楽しい乗馬体験でした。

クアロアランチの厩舎
▲クアロアランチの厩舎

厩舎に戻っても、やはり穏やかなお馬さん達。

お疲れさまでした。

クアロアランチの乗馬は、乗馬初体験の私でも安心して楽しめる内容でした。
生き物が相手なので最初のうちは警戒して緊張しましたが、間もなく余裕が出てきて、写真を撮ったり高い目線からの景色や心地良い風を楽しんだり とても良い思い出になったので、非常におすすめです。

ちなみに乗馬の参加条件は、10歳以上・身長137cm以上・体重104kg以下です。

カネオヘ湾クルーズ(オーシャンボヤージ)

つぎに、カネオヘ湾クルーズと約800年前に造られた養魚池やトロピカルガーデンを合わせて楽しめる “海” ツアー「オーシャンボヤージ」を選びました。

オーシャンボヤージの集合場所
▲オーシャンボヤージの集合場所

カネオヘ湾クルーズ(オーシャンボヤージ)の開始時間までは少し時間がありましたが、集合場所へ。

広くて涼しい待合所で、呼ばれるまでチョット休憩。

オーシャンボヤージのバス
▲オーシャンボヤージのバス

開始時間になると声が掛かり、少し移動してバスに乗車。

クアロア牧場内のトロピカルガーデンをガイド付きで短時間巡ります。

ジャングル探検ジープの車内
▲ジャングル探検ジープの車内

トロピカルガーデンを抜けて、海に近いところでバスを降ります。

降りた先には桟橋があり、いよいよクルーズ開始か!

ジャングルエクスぺディションの道路
▲ジャングルエクスぺディションの道路

と思ったら、屋根のない大きなボートに乗り込み低速で進みます。

ココは海ではなく、約800年前に造られた養魚池(フィッシュポンド)との事。

日陰がないので、天気の良い日は日焼け止めや帽子・日傘などをお忘れなく。

クアロアランチのシークレットアイランド
▲クアロアランチのシークレットアイランド

養魚池クルーズ?は5分程で終了し、向こう岸に到着。ボート降りて林を抜けた先には、美しい砂浜のビーチが広がっていました。

実は、ここはクアロアランチ所有のプライベートビーチ「シークレット・アイランド」です。

ツアーでアクティビティ2種類か、3時間のシークレットアイランド滞在(カヤック・カヌー・ビーチバレー・バドミントン・卓球等の設備あり)が選べます。

オーシャンボヤージのカタマラン(双胴船)
▲オーシャンボヤージのカタマラン(双胴船)

カネオヘ湾クルーズ(オーシャンボヤージ)は、シークレットアイランドから出発。

カタマランと呼ばれる双胴船に乗り込んで、カネオヘ湾をクルーズします。

カタマラン(双胴船)の1階部分
▲カタマラン(双胴船)の1階部分

1階部分は日差しを避けつつ、心地よい風を受けながらクルーズを愉しむのに最適。

それほど大きくは見えなかった船の中は十分なスペースがあり、窮屈さは感じません。

カタマラン(双胴船)の2階デッキ
▲双胴船の2階デッキ

2階のデッキでは、強い風と日差しを受けながら “ハワイの海” を存分に味わうことが出来ます。

一部屋根付きなので、時々日陰に避難が可能。

カタマラン(双胴船)の先端
▲双胴船の先端

船の先端に立つと、水平線だけが視界に広がる風景にチョット感動。

この日は天気が良かったので、眩しく光る海の色が最高に綺麗でした。

カネオヘ湾のウミガメ(ホヌ)
▲カネオヘ湾のウミガメ(ホヌ)

船の周りの景色を愉しんでいると、幸運にも海の中からウミガメ(ホヌ)が顔を出しました。

スタッフによると、カネオヘ湾クルーズではウミガメの遭遇率が高いらしいので、参加される方は時々海の中も見ていると出会えるかも。

ジャングル探検のトレッキング
▲ジャングル探検のトレッキング

カネオヘ湾から見るコオラウ山脈とクアロアランチの景色は最高。

チャイナマンズハットも入ったこの風景は、クルーズでなければ見る事ができません。

オーシャンボヤージは、短かい時間で海や山の美しい景色や心地よい海風が楽しめて、もしかしたらウミガメにも出会えるという盛りだくさんなクルーズ。

船酔いをするので長時間の航海は苦手な私も、思い切り “ハワイの海” を堪能する事が出来たので、お手軽に充実したクルーズを愉しみたい方には特にオススメです。

天気の良い日は海がキラキラ光って 美しい景色がよく見えないので、サングラスは必須アイテムですね。偏光レンズは海の美しさが引き立つのでオススメです。

四輪バギー(1時間コース)

最後の四輪バギーは、一番楽しみにしていたので最後に残しておきました。(結構土まみれになるので、結果的に最後がオススメ)

服装は爪先が隠れる靴が義務付けられていますが、乗馬と違いリュックはOK(ショルダーバッグ不可)。参加条件は16歳以上で、自動車免許の有無は関係ありません。(最祖に簡単な走行テストあり)

四輪バギー(排気量400CC)
▲四輪バギー(排気量400CC)

集合場所へ行き、開始時間になると日本語のビデオで要領と注意事項などを確認。
借りたヘルメットを被ると、早速順番に四輪バギーに乗って簡単な走行テストが始まります。

四輪バギーのスロットルはバイクとは違い、親指で回すタイプなので多少慣れは必要ですが、原付に乗った事がある方ならテストにパスするのは容易だと思います。(我が家は夫婦で無事にパス)

パスしなかった場合は、スタッフが運転するジープに乗ってバギーの後を付いて行きます。

四輪バギー コース途中の景色1
▲四輪バギー コース途中の景色1

四輪バギーコースは両手を使うので途中で写真を撮ることは出来ませんが、先導するスタッフが景色の良いポイントで停まってくれるので、綺麗な写真を撮る事ができます。

ちなみにテストをパスしても、途中でコースアウトをする等してスタッフに「危険」と判断された場合はジープに乗る事になります。

私達が参加した時は全員がテストをパスしましたが、最終的に3人がジープに乗車。

四輪バギー コース途中の景色2
▲四輪バギー コース途中の景色2

排気量400CCの四輪バギーは、それほどスピードが出ないセッティングになっている様ですが、それでも十分パワフルで時間内に色々な景色を楽しむ事ができます。

もちろんバギーの特性を生かせる起伏に富んだコースも走るので、大自然ならではの運転も満喫。

思った以上に土まみれになるので、帰りに何処かへ寄るのは難しいかも知れないけど「時間が足りない」と思えるほど楽しい体験でした。

四輪バギーは、広くてアップダウンの多いクアロアランチの敷地を最大限に生かしたアクティビティ。快適な風を感じながら走り、辿り着いた先で美しい景色を堪能する事ができるので、運転が嫌いではなく土まみれになるのが気にならない方には超オススメのコースです。

ヘルメットにシールドは無いので、目を保護するサングラス(汚れても構わないもの)は絶対に有った方がイイと思います。

以上、クアロアランチ(クアロア牧場)のツアーを予約して、乗馬・四輪バギー・ジャングル探検・カネオヘ湾クルーズ等のアクティビティを体験した感想・注意点のご紹介でした。

クアロアランチのツアーは「ハワイの大自然を安全・お手軽に楽しみたい」という私のワガママを適えてくれる、最高に充実した内容でした。
もちろん要望や好みは人それぞれなので、全ての方にとって満足な内容だとは言いませんが、私に似た要望の方は満足できる可能性が高いと思うのでオススメです。

ところで、普段はザバスでオアフ島内をグルグル巡っている私達ですが、帰りは遊び疲れる事間違いなしだったので、ワイキキからの送迎付プランに申し込み、結果大正解でした。(帰りは観光バスの柔らかシートで爆睡。。。)

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