台北駅(台北車站)のグルメと言えば、地下街をイメージされる方が多いかも知れませんが、駅舎2階のショップとレストラン「微風台北車站」(BREEZE)もお店が充実していて、フードコートが3か所あります。
今回は、台北駅2階「微風台北車站」にあるテーマ毎に分けられた3か所のフードコートの様子とおすすめメニュー・営業時間などをご紹介します。(ショップと無料Wi-Fiが使えるカフェ、おすすめ台湾スイーツ店の情報もあります。)
台北駅「微風台北車站」フードコートのおすすめメニュー
微風台北車站のテーマ毎に分かれた3か所のフードコート
以前あったフードコート「牛肉麺競技館」は無くなっています。(2019年5月時点)
▲台北駅の吹抜け
台北駅に入ると1階の中央にイベント等に利用される大きなスペースがあり、普段はフリースペースになっています。
上部は吹き抜けになっていて、天窓から光が差し込むので明るく開放的な空間です。
▲台北駅2階にはショップとレストラン
吹き抜けを取り囲むかたちで3階以上がオフィス、1階と2階がショップとレストラン「微風台北車站」(BREEZE)になっています。
フードコートは2階にありますので、1階の「微風台北車站」からエスカレーターで上階へ。
微風台北車站のフードコート「台湾夜市」
▲台北駅「微風台北車站」の台湾夜市
2階は四角く周回できる作りになっていて、3か所のフードコートはテーマ毎に分散して配置されています。
最初にご紹介するのは、台湾の夜市をテーマに台湾小吃店が並ぶフードコート「台湾夜市」です。
▲台北駅「微風台北車站」台湾夜市の店舗
「台湾夜市」には6店舗(2019年5月時点)が並び、麺類やご飯類・おかずなど台湾名物 “屋台” の人気グルメが集まっています。
台湾グルメ数品で構成される定食もあり、一度で台湾の味を複数楽しめるので便利です。
台湾夜市の一鼎蚵仔煎で食べたオススメ定食
▲台北駅「微風台北車站」台湾夜市の「一鼎蚵仔煎」
この日は夜市の定番グルメが食べられるお店を捜索。
一鼎蚵仔煎で「蚵仔煎(牡蠣オムレツ)の定食」を食べる事にしました。
▲台北駅2階 台湾夜市「一鼎蚵仔煎」のメニュー
お店を選んだ理由は「料理の写真が美味しそうだったから」です。
色々な台湾グルメを組み合わせたセットの中から、牡蠣オムレツとルーローファンに肉団子スープが付いた「1番」150NT$(2019年5月時点)を注文しました。
▲台北駅2階 台湾夜市「一鼎蚵仔煎」の食品サンプル
カウンターの横には食品サンプルもあります。
ちなみに、食品サンプルや写真と実際の料理に大きな差があるお店もありますが、一鼎蚵仔煎は実際の料理の方がボリュームがあって美味しそうなトコロもオススメのポイントです。
注文と受取りの方法
▲台北駅2階 台湾夜市「一鼎蚵仔煎」のレシート
カウンターで注文して代金を支払ったら、番号が書かれたレシートを渡されます。
受取りは日本の銀行と同じシステムで、各店頭にある電光掲示板に自分の番号が出たら受取りに行きます。
レシートの番号がチョット分かり難くて、写真の赤い四角で囲った部分です。
▲台北駅2階 台湾夜市「一鼎蚵仔煎」の電光掲示板
電光掲示板に自分の番号「471」が表示されたので、カウンターへ。
レシートを見せて料理を受け取ります。
▲台北駅2階 台湾夜市「一鼎蚵仔煎」の調味料など
調味料や箸、レンゲ等はカウンターの脇に用意されています。
私は ほぼ毎回取り忘れて、席に着いてから気付くという。。。
▲台北駅 台湾夜市「一鼎蚵仔煎」で食べたメニュー
牡蠣オムレツは、牡蠣は多くはないけど屋台で食べる雰囲気は出ていて美味しく、ルーローファンは独特の風味が適度に感じられて美味、スープはサッパリとした味わいで、シッカリ食感の肉団子も優しい風味で食べやすい味です。
全て “適度な” 満足感が得られるので、お手軽に台湾グルメを楽しみたい方にオススメです。
台湾夜市の萬年排骨老店で食べた定食
▲台北駅「微風台北車站」台湾夜市の萬年排骨老店
この日はスタンダードな台湾料理が食べられるお店を捜索。
萬年排骨老店で「台湾料理の定食」を食べる事にしました。
▲台北駅2階 台湾夜市「萬年排骨老店」のメニュー
選んだのは「メニューのセット内容が充実していて美味しそうだったから」という理由です。
煮卵と角煮が食べたかったので、写真の「6番」160NT$(2019年5月時点)を注文しました。
注文と受取りの方法
▲台北駅2階 台湾夜市「萬年排骨老店」のレシート
カウンターで注文して代金を支払ったら、番号が書かれたレシートを渡されます。
受取りは上でご紹介した「萬年排骨老店」と同じシステムで、各店頭にある電光掲示板に自分の番号(69番)が出たら受取りに行きます。
▲台北駅 台湾夜市「萬年排骨老店」で食べたメニュー
注文から3分程で番号が出てカウンターへ。
見た目は非常に良く味も決して悪くはないけど、汁物とゴハン以外は全てが冷めている・・・。
駅のフードコートは「待ち時間が短い」メリットもあるので、「屋台に行く時間は無かったから、駅で手軽に短時間で屋台グルメを味わいたい」という方にはおすすめです。
微風台北車站のフードコート「牛肉麺競技館」は無くなりましたが
▲牛肉麺競技館で食べた牛肉麺
以前「微風台北車站」にあった牛肉麺屋さんだけを集めたフードコート「牛肉麺競技館」は2019年5月時点では無くなっていますが、「台湾夜市」(上記)と「美食共和國」(下記)で牛肉麺を提供するお店がありました。
あくまで2019年5月時点の情報ですが、牛肉麺を食べられる可能性は高いと思います。(写真は以前、牛肉麺競技館で食べた牛肉麺です)
微風台北車站のフードコート「美食共和國」
▲台北駅「微風台北車站」の美食共和國
次にご紹介するのは、異国料理をテーマにしたフードコート「美食共和國」
美食共和國では、世界の料理を5店舗(2019年5月時点)で楽しむことができます。
▲台北駅「微風台北車站」美食共和國の店舗
ポップでオシャレな雰囲気の美食共和國は、若者を中心にいつも大賑わいです。
テーマ的に、観光客は少ない印象。
ステーキのお店(写真)や日本の洋食屋さんの様なお店、シンガポールのチキンライスのお店、韓国料理のお店などもあり、バラエティに富んだメニューが食べられます。
微風台北車站のフードコート「咖哩皇宮」
▲台北駅「微風台北車站」咖哩皇宮
次に、カレーをテーマにしたフードコート「咖哩皇宮」ご紹介します。
日本風のカレー店や本格的なインド風カレーのお店など4店舗が集まっています。
2019年5月時点では焼肉屋さんやオムレツ屋さんが出店しているので、少しコンセプトがブレて来た気もしますが・・・。
▲台北駅「微風台北車站」咖哩皇宮の店舗
前を通るとカレーのイイ香りに誘われますが、気持が台湾グルメな観光客向きではないかも。
長期滞在で、日本風カレーが食べたくなった方には良いかも知れません。
台北駅2階「微風台北車站」 フードコート以外の店舗と私の超オススメ台湾スイーツ
台北駅の「微風台北車站」(BREEZE)2階はフードコート以外にも多くの店舗がありますので その一部と、私が毎回必ず立ち寄る台湾スイーツのお店をご紹介します。
▲台北駅2階のMR.BROWN COFFEE
台湾の街中でも時々見かける MR.BROWN COFFEE があります。
ミスターブラウン コーヒーでは殆どの店舗で無料Wi-Fiを提供しているので、通信環境が必要になった時にも便利です。
▲台北駅2階の小南門點心世界
小南門點心世界は、その名のとおり点心のお店。
メニューが豊富で、焼き餃子(鍋貼)が有名です。
フードコートとは別に、独立した店舗になっているので高級感があります。
台北駅の「微風台北車站」2階 私のオススメ台湾スイーツ
▲台北駅2階の小南門 豆花ショップ
小南門點心世界の店外(フードコートに面した一角)で売られている豆花が絶品です。
小南門は豆花の販売から始めたお店と聞いているので “看板メニュー” と言った感じでしょうか。
▲台北駅2階 小南門の豆花メニュー
豆花のメニューは豊富で、値段もリーズナブル。
台北駅で、この値段で美味しい豆花が食べられるのは嬉しい限りです。
▲台北駅2階 小南門の豆花(7番)
私がよく注文するのは、7番の「豆花・ピーナッツ・タピオカ」50NT$(2019年5月時点)です。
プルプル豆花と優しい甘さのシロップのアッサリした味わいは食後に最適で、他店よりも小さめのタピオカの食感が新鮮。
台北駅地下街の小南門
▲台北駅地下街の小南門
小南門は台北駅の2階以外にも、台北101のフードコートなど数多く出店しています。
写真は、台北駅から シーザーパーク や コスモスホテル に向かう途中(右手)の台北駅地下街にある小南門です。(小さなフードコートの中です)
▲台北駅地下 小南門の飲食コーナー
台北駅地下にある小南門の飲食コーナーは、周囲の店舗と共有です。
いつも結構混んでいて、買ってから席を確保するのが困難な事が多いので「席を確保してから」買うのがオススメです。
▲台北駅地下 小南門のメニュー
メニューは上記の「台北駅2階」と一緒で、番号も同じなので、私は好きなメニューを番号で覚えています。
▲台北駅地下 小南門の豆花(6番)
写真は、6番の「豆花・ピーナッツ・粉粿(フングイ)」50NT$(2019年5月時点)です。
粉粿はサツマイモ粉で作られたゼリー状の食材で、少しシッカリ食感。
台北駅地下街のお店は、器が紙カップです。
▲台北駅地下 小南門の豆花(8番)
写真の8番「緑豆・タピオカ・米粉の麺」50NT$(2019年5月時点)もお気に入り。
シッカリ食感のものが入っていないので、あっさりツルッと食べたい時にオススメです。
▲小南門の夏季限定メニュー「仙草冰」
夏前の季節に行くと、夏季限定メニュー「仙草冰」45NT$(2019年5月時点)の看板が出ていました。
仙草ゼリーは台湾スイーツ屋さんではメジャーな食材ですが、そう言えば小南門のレギュラーメニューには無かったので、注文してみる事に。
▲台北駅地下 小南門の仙草冰(夏季限定)
夏季限定メニューの為か、普段小南門で食べるメニューより氷が大きい気がしたけど、ほのかな仙草の風味と優しい甘味でサッパリ美味しい台湾スイーツが味わえました。
小南門の台湾スイーツは、どこで何を食べても安心感のある美味しさです。
台北駅「微風台北車站」(BREEZE)の営業時間
台北駅の微風台北車站(地下1階から2階)の営業時間は、午前10時から午後10時です。