台湾旅行の目的の一つが「台湾グルメ」である私は、中でも小籠包が大好きで、色々なお店で2日に1回は食べています。
そこで今回は、鼎泰豐(ディンタイフォン)や點水樓(ディエンシュイロウ)・京鼎樓(ジンディンロウ)等の人気店・有名店を含め、2017年6月現在「是非おすすめしたい」と思うほど美味しい小籠包のお店を12店舗 厳選致しました。
このページでは、私が特に大好きな5店舗をランキング形式で、特徴の違いで甲乙付けがたい他の7店舗を、その特徴と共に ご紹介致しています。
別ページには、私が訪問した際に書いた更に詳しい情報や行き方がありますので、宜しければそちらもご覧下さい。(リンクを貼っています)
尚、ランキングは、スタンダードな小籠包を食べて私が「美味しい!」と “個人的に” 感じた順番で、値段やお店の雰囲気・サービスの質・行きやすさ等は一切考慮に入れていません。
(リンクを貼った各ページでは、他のメニューの感想も書いています)
小籠包おすすめ厳選12店<台北>
上位5店舗はランキング形式で
まずは台北で、私が好きな小籠包のお店ベスト3です。
(3位が絞り切れず3店になってしまったので、計5店舗です)
小籠包おすすめ店ランキング<台北>
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點水樓(ディエンシュイロウ)
點水樓の小籠包が、私の中では一番です。
アツアツで提供される小籠包は、口に入れてスープが出て来た瞬間に「濃厚さが別格」と感じる美味しさで肉もジューシー、更に私の好きな薄めの生地と、言う事なし。値段は高級な部類に入り、小籠包が10個 220NT$で、他に10%のサービス料がかかります。
お茶は別料金で1人50NT$ですが、味が美味しくて種類が選べるので、私はお得だと感じています。また、複数の小籠包を注文すると時間差で持って来てくれます。
(私は、美味しく小籠包を食べる為に、この配慮は結構重要だと考えています。)點水樓は、2012年に台湾で開催された小籠包コンテストで1位の実績あり。
點水樓の、ここでしか味わえないオリジナルな小籠包「九層塔小籠包」(10個 320NT$)もオススメで、私は毎回注文します。
九層塔(台湾バジル)小籠包は、具だけではなく生地に練り込まれたバジルの風味が豊かで、バジル好きの方には非常にオススメです。(風味が少し強いので、香草が苦手な方にはおすすめ出来ません。)
點水樓 南京店 に行った時の様子や行き方(場所)と點水樓で唯一食べ放題を実施している SOGO復興店 に行った時の様子も、宜しければご覧下さい。
點水樓(ディエンシュイロウ)南京店(台北)の小籠包 メニューや感想
點水樓(ディエンシュイロウ)sogo店の食べ放題(小籠包など)の感想 -
蘇杭點心店
(スーハン ディエンシンディン)蘇杭點心店の小籠包が、私の中では二番ですが、実は1番と僅差です。
「蘇杭小籠包」は、肉の旨みが良く出ていてスープもコク深くて、まさに絶品。値段はリーズナブルで、小籠包が8個 130NT$、サービス料はかかりません。
お茶は無料で、生姜や調味料と共にセルフサービスです。(最初だけ持って来てくれる事もあります)2015年の春にオープンした民生店、改装工事を終え2015年10月にリニューアルオープンした 本店 共に、綺麗なお店で美味しい食事が楽しめます。
蘇杭點心店では「ヘチマと海老の小籠包」(8個 220NT$)もオススメで、私は毎回必ず注文します。
ヘチマの小籠包を出しているお店は他にもありますが、これは別格。
食感の良い海老と味がシッカリ出ているヘチマがたっぷり入って、アッサリ目のスープと良く合っていて最高に美味。
私はスタンダード以外の小籠包では、蘇杭點心店のヘチマと海老の小籠包が一番好きです。蘇杭點心店 本店 と 民生店 に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
蘇杭点心店 本店(台北)|小籠包などメニューの感想・行き方
蘇杭点心店 民生店(台北)|小籠包などメニューの感想・行き方
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京鼎樓(ジンディンロウ)
京鼎樓の小籠包が、私の中では三番。
順番を付けると この様になりますが、大きな差ではなく「可能なら5店舗とも行って頂きたい」というのが本音です。
これを言ってしまうとランキングの意味が無くなってしまいますが・・・。値段は やや高級な部類に入り、小籠包が10個 200NT$ですが、サービス料はかかりません。
お茶は無料で、複数の小籠包を注文すると同時に運ばれて来ます。京鼎樓は、有名店「鼎泰豊」で修行したシェフが出したお店で、店内では日本人観光客やビジネスマンを多く見かけます。
京鼎樓にも、ここでしか味わえないオリジナルメニュー「烏龍茶小籠包」(10個 250NT$)があり、毎回必ず注文しています。
練り込んだお茶が “ほんのり” 香る生地と、少しだけ苦みが効いた烏龍茶入りの具は、それ程クセはなく、ベースの小籠包が美味しいので当然美味。
少し違った味が食べたい方にオススメです。京鼎樓 に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
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明月湯包(ミンユエタンパオ)
明月湯包の小籠包も、同じく三番。
「ベスト3」と言いながら、いざ順番を付けるとなると悩みに悩んだ結果「同順位3店舗」となってしまいました。。。明月湯包は、味が絶品なだけじゃなく 小籠包が8個 130NT$ という信じられない値段。
小籠包ランキングではありますが、もし明月湯包に行かれるなら「鍋貼」(焼き餃子)も最高なので是非!本店と支店が徒歩1分の距離にあって、私は毎回 新しくて広い支店を利用。(写真も支店のものです)
モダンでカジュアルな雰囲気の店内は、とても快適です。
駅からチョット遠いので、MRTで行かれる方はタクシーがオススメ。(ちなみに私は徒歩です)明月湯包の小籠包「明月湯包」は、ご覧の通りスープたっぷり。
このスープも具も深い味わいで、それでいて全然しつこくない独特の美味しさ。
満足度の高い絶品小籠包です。上に書きました「鍋貼」もそうですが、明月湯包は小籠包以外もビックリするほど美味しいので、色々なメニューを注文してみるのがオススメです。
明月湯包 に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
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杭州小籠湯包(ハンジョウ シャオロンタンパオ)
杭州小籠湯包の小籠包も、三番です。
杭州小籠湯包は、テレビや雑誌に度々登場する有名店なので、ご存知の方も多いかも知れません。小籠包の値段は、8個 150NT$ となかなかリーズナブル。
お茶や生姜・調味料等はセルフサービスなので、サービス料はかかりません。広い店内は、「台湾で食事してるな~」と実感できる味のある雰囲気です。
杭州小籠湯包の小籠包「小籠湯包」はスープの量がスゴイので、上部を箸で摘まむと写真のとおり重みで原型をとどめず・・・。
アツアツで提供され、コク深いスープと旨みを感じる肉が最高に美味しい逸品です。
杭州小籠湯包も「三鮮鍋貼」という黄ニラがタップリ入った焼き餃が美味しいので、ニラ好きの方は是非!
杭州小籠湯包 に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
台北の小籠包|個性の違う おすすめ7店
これからオススメする7店は、それぞれに個性があってランキング付けは困難ですで、私が好きなポイント(特長)と共にご紹介致します。
鼎泰豐(ディンタイフォン)
台湾で小籠包と言えば「鼎泰豐」という程の超有名店。
どこの店舗も連日行列で順番待ち必至ですが、話題のお店に行きたい方やサービスを重視したい方にオススメです。
日本語の対応が完璧で、容姿端麗な店員さんの接客も素晴らしく、清潔で高級感のある店内で気持ちよく食事を楽しむ事が出来ます。
また、小籠包は5個入りも選べて1個の単価も変わらないので、少人数で多くの種類を食べたい時に嬉しいメニュー設定です。
鼎泰豐 本店(信義店)に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
盛園絲瓜小籠湯包
(センユェン スークァ シャオロンタンパオ)
盛園絲瓜小籠湯包は、店名にも入っている絲瓜(ヘチマ)小籠包が看板メニューのお店。
私は「オシャレでカジュアルな台湾風」の店内が大好きで、モダンな台湾を感じながら、リーズナブルで美味しい小籠包が食べたい方におすすめです。
自慢の「絲瓜(ヘチマ)小籠湯包」(8個 150NT$)は、ヘチマ・エビ・豚肉の食感と味わいの調和が絶妙で美味しく、スタンダードな「上海小籠湯包」(8個 140NT$)もアツアツの濃厚スープたっぷりで美味。
盛園絲瓜小籠湯包 に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
盛園絲瓜小籠湯包(台北)|ヘチマ小籠包等メニューの感想・行き方
済南鮮湯包 (ジィナン シェンタンバオ)
済南鮮湯包の小籠包は、とにかく生地が薄くてアツアツでタップリのスープが特徴です。
私が知る限り、生地は最薄級でスープの量は明らかに多いので、このタイプの小籠包が好きな方には、非常におすすめ。
また、済南鮮湯包の「シラスチャーハン」は非常にパラパラで、カリカリに揚がって適度に塩味の効いたシラスとの融合は最高に美味なので、小籠包と一緒にチャーハンを楽しみたい方にもオススメです。
済南鮮湯包 に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
高記(カオチー)
高記は小籠包など上海料理の有名店で、台北に4店舗あるうち 私が行くのは永康街にある永康店です。
私は、永康街に行くと高記で小籠包を食べて、近くにあるマンゴーかき氷の有名店 思慕昔(スムージー)へ行くのがパターン化していて、コレ結構オススメです。
高記もランチタイムは混みますが、ピークを外せば待ち時間は少ないので、すぐ近くの鼎泰豐(ディンタイフォン)本店に行ったけど大行列で諦めた方にも、スグ近くで同価格帯の美味しい小籠包が食べられるのでおすすめです。
高記 永康店 に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
高記(カオチー)永康店(台北)で人気の小籠包|メニューや感想
金品茶樓(ジンピンチャロウ)
老舗のお茶屋さんが出した台湾料理のレストラン「金品茶樓」は、有名店「鼎泰豐」で修業をしたシェフが作る薄皮の小籠包が人気です。
豪華な内装の落ち着いた店内で、鼎泰豐ほどではありませんが日本語対応のシッカリしたサービスが受けらるので、快適に食事を楽しむ事ができます。
金品茶樓はメニューが豊富で写真付のメニュー表も見やすいので、小籠包以外にも色々な台湾料理が食べたいという方にもオススメです。
金品茶樓 に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
金品茶樓の小籠包|人気メニューと台北MRT中山駅からの行き方
正好鮮肉小籠湯包(台北)
(ヂョンハオ エンロウ シァオロンタンバオ)
正好鮮肉小籠湯包は、臨江街夜市(通化街夜市)の近くにある有名店で、本店は宜蘭市にあります。
屋台を思わせる店外調理と庶民的で清潔な店内は、ディープな台湾の雰囲気を味わいながらリーズナブルで美味しい小籠包が食べたい方におすすめ。
小籠包は、少し厚めの生地にタップリの台湾産(宜蘭)ネギが入って豚肉の甘みを感じるアッサリ系で非常に美味しく、値段は驚きの100NT$(8個)!
酢辣湯(スーラータン)も美味しいので、小籠包と一緒に注文するのがオススメです。
正好鮮肉小籠湯包(台北) に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
正好鮮肉小籠包(台北)|小籠包と酢辣湯の感想・店内の様子・行き方
北大行(ベイダーハン)
北大行は、小籠包が有名な「台湾の大衆食堂」的な人気店。
観光客は少ない印象で、いつ行って地元のお客さんで賑わっていますので、“地元感” を味わいながら庶民的なお店で美味しい小籠包が食べたい方におすすめです。
人気メニューの小籠包は、少しだけ厚めの生地とジューシーな中にシッカリと歯ごたえのある具が印象的で、他では味わえない美味しさ。
このタイプの小籠包が好きな方におすすめです。
北大行 に行った時の様子や行き方(場所)も、宜しければご覧下さい。
北大行(ベイダーハン)台北|小籠包・炒飯などメニューの感想や行き方
以上、小籠包大好きな私が “超個人的好み” でお伝えしました「台湾(台北)の小籠包おすすめ9店」でした。
味の好みは人それぞれですので、皆さんのお好みに合うかどうかは分かりませんが、私の率直な感覚を書きましたので、皆さんのお店選びの参考にして頂けると嬉しいです。