台湾旅行の目的の一つが「台湾スイーツ」という方は多いかも知れません。
私も毎回、人気店・有名店・新店舗など色々なお店を食べ歩き、失敗も多々ありましたが、良いお店も多数発見する事が出来ました。

それらの「お気に入り店」を、このサイトでご紹介させて頂きたいと思っていますので、皆さんのお店選びの参考にして頂けると嬉しいです。

今回は、士林夜市にある「かき氷」の人気店で創業1972年の老舗「辛發亭」(シンファーティン)です。
2015年9月に行き、私が大好きな台湾スイーツ「マンゴーかき氷」を食べた時の様子や感想、店内の雰囲気・メニュー・場所などをご紹介します。



辛發亭(シンファーティン)で食べたメニューの感想とお店への行き方

辛發亭は士林夜市のエリア内にありますので、私は夜市で夕食を食べた後の “シメ” に毎回寄ります。

辛發亭(シンファーティン)の人気メニュー

辛發亭 ( シンファーティン)の外観
▲辛發亭 ( シンファーティン)の外観

辛發亭は、ミルク氷を削って作った「雪片冰」(フワフワ氷)の創始店である事で知られる1972年創業の老舗。

防腐剤や人工色素不使用のトッピングを毎朝手作りしている「こだわりのお店」です。

辛發亭 の看板(雪片氷創始店)
▲辛發亭 の看板(雪片氷創始店)

店頭の看板にも「雪片氷創始店」と記載があります。

辛發亭のメニュー(表面)
▲辛發亭のメニュー(表面)

店内に入ると席に案内され、あとで注文を取りに来てくれます。

辛發亭のメニューには見た事がないかき氷がズラリと並んでいて種類豊富ですが、写真付で日本語の表記もありますので安心です。

辛發亭のメニュー(裏面)
▲辛發亭のメニュー(裏面)

値段は裏面に記載されています。(裏面に日本語表記はありませんが、表の中国語と照合可能です)

注文する時に日本語は通じませんが、指差し注文で全く問題ありません。

私は人気メニューの「マンゴーかき氷」120NT$(2019年5月時点)を注文する事が多いです。

辛發亭のマンゴーかき氷(雪片氷)1
▲辛發亭のマンゴーかき氷(雪片氷)1

この時は お店が空いていたので、5分位でマンゴーかき氷が運ばれて来ました。

そんなに大きくはないのでインパクトは薄いけど、小さ目にカットされているマンゴーも食べやすくてジューシーだし、中に仕込まれているマンゴーシロップが絶品で、フワフワ氷を最後まで美味しく味わうことが出来ました。

辛發亭のマンゴーかき氷(雪片氷)2
▲辛發亭のマンゴーかき氷(雪片氷)2

夜市でひとしきり食べた後には最高の一品で、2人で1つシェアするのに丁度良い量。

私が士林夜市で食事をする時は、辛發亭のかき氷を食べるだけの「余力」を最後に必ず残しておきます。

辛發亭のマンゴーかき氷(新鮮芒果雪片)2019年
▲辛發亭のマンゴーかき氷(新鮮芒果雪片)2019年

2019年5月に行くと、マンゴーかき氷(新鮮芒果雪片)のマンゴーが大粒になっていました。

値段はチョット上がりましたが、カットの大きさだけではなくマンゴーの量が増えた気がします。

辛發亭のマンゴーかき氷(新鮮芒果雪片)2019年(全体)
▲辛發亭の「新鮮芒果雪片」2019年(全体)

もちろん裏面にもマンゴーはタップリです。

ちなみに、容器は以前と変わっていません。

辛發亭の抹茶あずき かき氷(抹茶紅豆)
▲辛發亭の抹茶あずき かき氷(抹茶紅豆)

辛發亭はマンゴー以外のかき氷も絶品です。

「抹茶あずき かき氷」(抹茶紅豆)は、毎日手作りされる具材の上品な甘みと抹茶味のフワフワかき氷のバランスが最高。

しかも、このボリュームで90NT$(2019年5月時点)という驚きの値段です。



辛發亭(シンファーティン) 店内の雰囲気

辛發亭( シンファーティン)の店内
▲辛發亭( シンファーティン)の店内

店内は老舗らしい渋めの雰囲気にシンプルな内装。

清潔感があって冷房完備なので快適です。

夜市が賑わう時間帯は満席も珍しくなく、並ぶ事もあります。

辛發亭の注文カウンター
▲辛發亭の注文カウンター

私は毎回店内で食べますが、持ち帰りの場合はカウンターで注文します。

後ろの「お品書き」の数を見るとメニューの豊富さが分かります。

辛發亭の氷かきの機械
▲辛發亭の氷かきの機械

2台ある氷かきの機械は、何れも味のある “年代物” という感じ。

この風格ある佇まいが、美味しさを支えているのでしょう。

辛發亭(シンファーティン)への行き方

士林夜市の最寄り駅(MRT)である「劍潭駅」からの地図です。

赤い数字は道順を示していますので「5」が目的地の辛發亭です。

辛發亭(シンファーティン)の行き方
▲辛發亭(シンファーティン)への行き方