台湾旅行に限らず、旅行の際のお土産選びは毎回悩みますね。
このページでは、台湾のお土産の中でも特に人気のある「パイナップルケーキ」に絞った情報を掲載しています。
今回は、私が現在よく買っているパイナップルケーキの中から、台北中心部で買える「チョット高級なもの」5種類と、スーパーで買える「お手頃価格のもの」3種類のオススメをご紹介します。
また、お店への詳しい行き方の情報(別ページ)も作成いたしました。
チョット高級なパイナップルケーキのオススメ
それでは早速、私がオススメする「チョット高級なパイナップルケーキ」5種類をご紹介いたします。
「一番屋」のパイナップルケーキ
▲一番屋の外観
高級な方の1つ目のオススメは、リージェント台北(晶華酒店)隣りにあるお茶屋さん「一番屋」の パイナップルケーキです。
店員さんが日本語で丁寧に対応してくれるので、分からない事は質問できますし、安心して買い物ができます。
▲一番屋のパイナップルケーキ
パイナップルケーキは、こんな感じの縦横約4.5センチ四方で厚さ約2.5センチ。
厚紙の包みを開けるとダイレクトに入っているので少々ビックリ。
▲一番屋パイナップルケーキの断面
味は、パイナップルの果肉がイイ感じで残っていて自然な甘みでフルーティー。
生地はクッキーの様にサクサクでバター風味、多くの他社製品の様に「口の中の水分が持って行かれる」感じは無し!
私は、こんなに美味しいパイナップルケーキは食べた事がないので「他とは別物」レベル。
▲一番屋パイナップルケーキ(5個入)
一番屋のパイナップルケーキは、5個入 220NT$ と 10個入 400NT$(2019年5月時点)があり、私はいつも5個入を買います。
5個入を買うのは値段の事もありますが、このパッケージの可愛さが一番の理由です。(10個入は普通の箱です)
▲一番屋の紙袋
一番屋は紙袋も可愛いので、お土産で渡した時に好評です。
私は、一番屋のパイナップルケーキを食べるまで「パイナップルケーキって微妙だよね」って思っていたのですが、その考えを覆してくれた逸品です。
お土産として渡した後に、私と同じ感想をくれた友人も多く居ますので、とてもオススメです。
MRT「中山」駅から一番屋への行き方は、別ページ でご紹介しています。
「リージェント台北」(晶華酒店)のパイナップルケーキ
▲リージェント台北のケーキショップ
次にご紹介するオススメは、ホテル リージェント台北(晶華酒店)のパイナップルケーキです。
ロビー階の1つ下のフロアにあるケーキショップで購入することが出来ます。
▲パイナップルケーキ(ショーケース)
パイナップルケーキは看板商品らしく、ショーケースの一番目立つ場所にディスプレイされています。
▲リージェント台北 パイナップルケーキの箱
リージェント台北(晶華酒店)のパイナップルケーキは、化粧箱から「他とは違うぞ」という主張を感じる豪華さです。
真っ赤な色の この特殊な形で、長さが37センチもあります。
▲パイナップルケーキ 化粧箱のロック
箱の中央には、かなりシッカリ作られた金属製のロックが付いています。
ちなみに箱の材質は紙です。
▲パイナップルケーキの化粧箱(開封)
箱を開けるとパイナップルケーキが8個入っています。
値段は 680NT$(2019年5月時点)という、この内容量では なかなか見ない設定です。
この価格設定は、味に関するハードルを自然と上げてしまいます。
▲パイナップルケーキは個別に密封包装
パイナップルケーキは、1個づつプラスティック容器に入ったうえで脱酸素剤入りの密封包装が施されています。
私が知る限りでは、パイナップルケーキの中では一番厳重な包装です。
▲パイナップルケーキの賞味期限
更に、1個づつ賞味期限がプリントされているので安心感もあります。
ちなみに、購入した日の13日後が賞味期限でしたので、焼き菓子にしては短い気がしました。
▲リージェント台北のパイナップルケーキ
リージェント台北のパイナップルケーキは、高級感のある繊細な見た目です。
箱の中身も期待を裏切りません。
▲リージェントのパイナップルケーキ(断面)
味もパイナップルケーキとは思えない “シットリ生地” にジューシーで少し甘めの餡が最高に美味しく「パサパサ感が苦手」という方にもオススメの逸品です。
ただ・・・私は大好きですが、他のパイナップルケーキとは味も食感も違い過ぎますので、純粋に「パイナップルケーキが好き」というへ方の期待に応えられるかどうかは判断が分かれるところかも知れません。
▲パイナップルケーキ専用の紙袋
化粧箱と同じく真っ赤な紙袋はパイナップルケーキ専用で、高級ブランド店で渡されても何ら違和感のない質感です。
高級感があり過ぎて、お土産で渡す時に「どんなに素晴らしいものが入っているの?」と、必要以上に相手を期待させてしまいます。。。
「ホテル ロイヤルニッコー台北」のパイナップルケーキ
▲ロイヤル台北のロイヤルベーカリー(外観)
高級な方の3つ目のオススメは、ホテルロイヤルニッコー台北の1階にある「ロイヤルベーカリー」のパイナップルケーキです。
ここのパイナップルケーキは、通常のタイプの他に黒糖入りがあるのが特徴です。
▲ロイヤル台北のロイヤルベーカリー(店内)
ロイヤルベーカリーは、パン屋さんではなくオシャレなケーキ屋さん。
パイナップルケーキは、お店の一角で売られています。
▲ロイヤルベーカリーのパイナップルケーキ
ロイヤルニッコー台北のパイナップルケーキは「通常のタイプ」・「黒糖入り」・「両方が入ったもの」の3種類が売られています。
私はいつも「通常と黒糖 両方のパイナップルケーキ(合計6個入)」230NT$(2019年5月時点)を買います。
▲パイナップルケーキ(2種類)
袋を開けると、こんな感じ。
金色のパッケージ(右)が黒糖パイナップルケーキで、銀色(左)が通常のパイナップルケーキです。
ロイヤルニッコー台北のパイナップルケーキ(2種類)の味
▲パイナップルケーキ(中身)
パッケージの中身は、一番屋と同じくダイレクトに入っています。
こうして並べてみると、黒糖の方は明らかに色が濃いですね。
黒糖の方の味は、控えめな甘さの中にシッカリ黒糖の風味が感じらるので、黒糖好きの方にはオススメです。
▲ロイヤル台北パイナップルケーキ(断面)
通常タイプは、程よい甘さのパイナップルとバター風味の生地とのバランスが丁度良く美味。
生地がパサつく感じはありませんが少し厚めなので、具が多い方がお好きな方は一番屋の方が良いかも知れません。
MRT「中山」駅からホテル ロイヤルニッコー台北への行き方は、別ページ ホテルロイヤル台北のおすすめ度 – プレミアルーム宿泊記ほか でご紹介しています。
オークラプレステージ台北のベーカリー「The Nine」のパイナップルケーキ
▲ホテルオークラ台北「The Nine」の店内
次にご紹介する高級な方のオススメは、オークラプレステージ台北1階のベーカリー「The Nine」のパイナップルケーキです。
「The Nine」は小さなベーカリーで、オークラプレステージ台北のロビーから入る事も、外から直接入る事もできます。
▲ホテルオークラ台北のパイナップルケーキ
オークラプレステージ台北のパイナップルケーキは、レトロで可愛い絵が描かれたパッケージに一個づつ入っていて見た目は抜群です。
サイズは12個入で500NT$と20個入で800NT$(2019年5月時点)があります。
▲オークラのパイナップルケーキ(バラ売り)
1個50NT$でバラ売りもしており、ケーキのショーケースの上に並んでいます。
▲オークラのパイナップルケーキ(箱の中)
箱を開けると、ダイレクトにパイナップルケーキが入っています。
このパターンは最初はビックリしましたが、台湾では一般的な様で慣れました。
ホテルオークラのパイナップルケーキは成形が特に美しいので、見た目だけで質の高さが分かります。
▲ホテルオークラ パイナップルケーキの断面
適度な甘みの “なめらか” な餡と、バターの風味が口に広がるサックリ食感の生地の組み合わせは、非常に完成度が高い印象を受ける美味しさです。
箱のデザインを含めて、お土産には最適だと思います。
Amo 阿默典藏蛋糕のパイナップルケーキ
▲Amo 阿默典藏蛋糕 復興分店の外観
高級な方の5つ目のオススメは、チーズケーキが有名なケーキ専門店「Amo 阿默典藏蛋糕」のパイナップルケーキです。
Amo 阿默典藏蛋糕は台湾に複数店舗があり、私が一番利用するのはMRT忠孝復興 駅に近い「復興分店」です。
▲Amo 阿默典藏蛋糕 復興分店の店内
シンプルなデザインで清潔感のある店内は、以前はショーケースが並んだ正統派ケーキ店の雰囲気でしたが、2019年5月に行くとファーストフード店の様なカウンターのみになっていました。
店員さんの応対は以前と変わらず丁寧で、日本語が通じた事はありませんが、日本語で書かれた商品説明を見せてくれました。
▲Amo阿默蛋糕パイナップルケーキ(外箱)
パイナップルケーキは、とても高級感のある箱に入っていますので、大切な方への贈り物にも対応できると思います。
紙袋も、なかなかオシャレです。
▲Amo阿默蛋糕パイナップルケーキ(箱内)
私がいつも買うのは、「金レンガパイナップルケーキ」(左)と「黒レンガパイナップルケーキ 」(右)が半分づつ(合計8個)入った「パイナップルケーキ ミックス」310NT$(2019年5月時点)です。
Amo阿默典藏蛋糕のパイナップルケーキ(2種類)の味
▲Amo阿默蛋糕パイナップルケーキ(中身)
袋を開けると、こんな感じです。
左の「金レンガパイナップルケーキ」はパイン餡に冬瓜が入っており、右の「黒レンガパイナップルケーキ 」はパイン餡100%という違いがあります。
▲Amo阿默蛋糕パイナップルケーキ(断面)
味は、どちらもサックリとした生地とシットリした餡の食感のバランスが絶妙。
「金レンガ」は優しい甘さが印象的で、「黒レンガ」はパイナップルの “ほのかな” 酸味が特徴的な、どちらも上品な味わいです。
高級感のあるパッケージが特徴ですが、反面非常にかさ張るので「あまり沢山買えない」という悩みはあります。
Amo 阿默典藏蛋糕の その他のお店(台北中心部)
Amo は復興分店以外にも台北中心部にお店がありますので、私が知る範囲で一部をご紹介いたします。
台北駅1階のAmo 阿默典藏蛋糕
▲台北駅1階のAmo阿默典藏蛋糕
台北駅1階の「微風台北車站」Breeze Taipei Station にあります。
台北駅は多くの方が利用されると思いますので、この場所にあるのは便利ですね。
台北駅地下街のAmo 阿默典藏蛋糕
▲台北駅地下街のAmo阿默典藏蛋糕
台北駅の地下街にも Amo があります。
場所は、台北駅のM3出口やM8・M6出口に向かう途中の通路に面した場所なので、コスモスホテル や シーザーパーク ホテル に宿泊される方は便利な場所ですね。
ホテル「シーザーメトロ台北」前のAmo 阿默典藏蛋糕
リーズナブルな値段のパイナップルケーキのオススメ
スーパーやデパートの食料品売場で買えるリーズナブルな値段のパイナップルケーキの中から、私がよく買うオススメの商品を3種類ご紹介いたします。
値段は、お店や時期にもよりますが、概ね 60から70NT$ 前後(2019年5月時点)です。
九福のパイナップルケーキ
▲九福のパイナップルケーキ(三越で購入)
まず最初にオススメするのは「九福」のパイナップルケーキです。
九福のパイナップルケーキは、どこのお店でも見かける印象なので「最も買いやすい」と思います。
ちなみに私は、頂好(Wellcome)か中山駅前の三越で買う事が多いです。
▲九福のパイナップルケーキ2種
九福のパイナップルケーキは、お店によって箱の形が違う場合があります(デザインは ほぼ一緒です)
この大きさの違う2つの商品の中身は同じで、購入場所は違いますが内容量は一緒で値段もほぼ変わりません。
ちなみに、左の小さい箱の方は三越で、右の方は頂好(Wellcome)で買いました。
▲九福のパイナップルケーキ(箱内)
箱の中身はこんな感じ。大きい方が見た目が美しいので、スーツケースに余裕のある時は大きい箱の方を買っています。
値段は写真の8個入で60NT$前後と非常にリーズナブルです。(入り数の多い商品もあります。)
▲九福のパイナップルケーキ中身
パイナップルケーキは、一つが結構大きいものもありますが、この商品は小ぶりで食べやすいのもお気に入りのポイントです。
▲九福のパイナップルケーキ断面
味は甘さが強すぎず、他と比べて生地に「口の中の水分を持って行かれる」割合が少ない気がするので、気に入って買っています。
値段と味のバランスを考えると非常にオススメです。
新東陽のパイナップルケーキ
▲新東陽のパイナップルケーキ
次にオススメするのは、空港や街中でよくロゴを見かける会社「新東陽」のパイナップルケーキです。
サイズが小さいので場所を取らないという点と、チョット洗練された感じのパッケージが気に入っています
ちなみに私は、頂好(Wellcome)で買う事が多いです。
▲新東陽パイナップルケーキ(パック:半分)
箱を開けると写真のパックが2袋入っていて、写真は片方だけを撮影したものです。
アルミ包装されていますので、品質保持と耐久性に優れています。
▲新東陽のパイナップルケーキ(中身:半分)
箱を開けると こんな感じで、乾燥剤も入っています。
一袋に大きめのパイナップルケーキが4個づつ(計8個)入っているので、個別包装よりは使い勝手が悪いかも知れませんが、余分なスペースが無いので箱がコンパクトな割りに内容量が多いというメリットがあります。
▲新東陽のパイナップルケーキ(中身)
取り出してみると、1個あたりが他社のパイナップルケーキよりも格段に大きいので、食べごたえは充分です。
▲新東陽のパイナップルケーキ(断面)
生地の「これぞパイナップルケーキ」という乾いた食感と、甘みはそれほど強くなく比較的なめらかな餡の組み合わせは、それなりにバランスが取れていると思います。
Chao-E のパイナップルケーキ
▲Chao-Eのパイナップルケーキ
次にオススメするのは「Chao-E」のパイナップルケーキです。
少し高級感のあるパッケージが気に入っていて、他の商品よりも若干(10NT$くらい)高い事が多いです。
私は、台北駅直結の商業施設 Qスクエア のスーパー「ジェイソンズ」で買っています。
▲Chao-Eのパイナップルケーキ(中身)
Chao-Eのパイナップルケーキも個別包装されているので使い勝手は良いです。
それと引き換えに、箱は少し大きめではあります。
▲Chao-Eのパイナップルケーキ(中身)
Chao-Eのパイナップルケーキは、一個の大きさは小振りで食べやすいサイズです。
成形もリーズナブルなパイナップルケーキの中では美しく、見た目は非常に良いと思います。
▲Chao-Eのパイナップルケーキ(断面)
餡は比較的甘みが強いと思うので(強過ぎるという感じではありませんが)、私は「少し甘いのが好きな方」へのお土産に買っています。
スーパーでは他にも色々なパイナップルケーキも買いましたが、最近はリーズナブル部門は この3種類の中から渡す相手によって選択しています。
また、これらは長年商品棚に並ぶ定番商品なので「ここに行けば必ず買える」という手軽さと安心感も決め手の一つです。