台湾旅行中に、普段日本で使っているiPhoneやandroidスマホで “手軽に” インターネット接続する方法をご紹介しています。
現地でインターネットが出来ると、お店の情報を調べたり目的地までルート検索したり、体験した事を即座にfacebookやTwitterへ投稿したり非常に便利です。
今回は特に「手軽で安く」をキーワードに、私が普段実際に利用しているものから簡単で安く実用性の高い台湾のインターネット通信の方法を、いくつかご紹介します。
手軽な順に1「無料Wi-Fi」、2「Wi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)レンタル」、3「台湾の通信業者のSIM」とご紹介して行き、「日本で利用している携帯会社の海外パケット定額サービス(国際ローミング)」の情報も参考の為に記載しています。
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台湾旅行中にiPhoneやAndroidスマホでネット接続するオススメの方法
台湾旅行中にスマホでインターネット接続する方法で、オススメの3種類「無料Wi-Fi」・「Wi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)レンタル」・「台湾の通信業者のSIM」と、参考に「ドコモ・au・ソフトバンクの海外パケット定額サービス(国際ローミング)」もご紹介します。
項目ごとに「メリット・デメリット」「必要なモノ・コト」と「こんな方にオススメ」を書きましたので、参考にして頂けると嬉しいです。
無料Wi-Fi(Free Wi-Fi)
▲台湾市街地の無料Wi-Fiスポット
台湾でインターネットをしたい時に、何と言っても一番手軽なのは「無料Wi-Fi」です。
台湾は日本に比べると断然無料Wi-Fiスポットが充実していて、特に台北では事前に接続方法を調べておけば困る事はありません。
また、殆どのホテルは部屋やロビー、ラウンジ等で無料Wi-Fiが利用できます。
無料Wi-Fiのメリット
- 通信料金が無料
- 設定が簡単な場合が多く、アプリ等のインストール必要がなくて手軽
- 事前申込みが不要な場合が多く、必要な場合も手続きが簡単
無料Wi-Fiのデメリット
- WIFIスポットまで行かなければならず、使いたい時にすぐインターネット接続ができないし、移動しながら使う事が出来ない
- 多くの人がアクセス可能なので、セキュリティが不安(パスワードなしのWi-Fiスポットも多数)
- 通信速度が速くはない場合が多い
(私が調べた範囲では、台湾の無料Wi-Fiの通信速度は、上り下り共に1Mbps前後である事が多く、稀に接続出来ない事がある感じ。)
必要なモノ・必要なコト
- スマホやタブレット、PC等のWi-Fiが利用可能な機器
- 手続きが不要な無料Wi-Fiも多いが、運営会社によっては事前申込みや登録が必要な場合がある(iTaiwanや7Wi-Fiなど)
(複数の場所で使える便利な無料Wi-Fiは登録が必要な事が多いので、広い範囲で利用したい場合は、事前に調べておく事をオススメします。) - 無料Wi-Fiは同時に多くの方が接続するので、セキュリティに不安があるのも事実。特に手続きやパスワード無しで利用できるスポットでは、面倒でも「必要な時だけ接続する」事をオススメします。(自動接続されてしまう事があるので、私は普段はWi-Fiの電源を「オフ」にしています)
こんな方にオススメ
- 費用を掛けずに手軽にインターネット接続がしたい
- 外出中のネット接続頻度が低く、一日に数回接続出来ればOK
- 一回の利用時間が長くなく、通信速度は1Mbps位でOK
台湾の無料Wi-Fiを利用した感想
台湾では無料Wi-Fiが充実していて、どこも比較的通信が安定しているので、私は毎回必ず何処かで利用します。
中でも「iTaiwan」は申し込みが簡単で利用可能エリアが広いので、是非利用される事をオススメします。
特に 九份 に行かれる方は、九份老街の観光エリア全域でネット接続が可能なので大活躍します。
私が実際に利用して快適だった「台湾の無料Wi-Fi」の情報は、別ページ 台湾無料Wi-Fiの感想と登録・設定・ログイン方法や速度 でご覧いただけます。
Wi-Fiルーター(ポケットWi-Fi)レンタル
▲グローバルWiFでレンタルしたルーター
ポケットWi-Fiのレンタルは、費用はそこそこ掛かりますが、Wi-Fi機能さえあれば、複数の端末を同時にインターネット接続出来るので便利です。
出発前に自宅への宅配や空港で借りる事も、台湾の空港や台北市内でレンタルする事も可能なので、都合とタイミングに合わせて借りられる手軽さがあります。
WIFI機器を複数台同時に接続出来るので、グループで台湾へ行かれるなら数人で一台借りれば経済的。
ポケットWi-Fiレンタルのメリット
- 日本で借りて行く事が可能なので安心
- Wi-Fi機器を複数台同時に接続出来るので、グループで借りて費用を安く抑える事が可能
- パスワードを知っている自分の周辺の人しか接続出来ないので、セキュリティ面で安心
- 台湾の広い範囲で安定した高速通信が可能(私がレンタルした「グローバルWiFi」4Gの場合)
ポケットWi-Fiレンタルのデメリット
- 1日600円〜1000円ほどの利用料と、保険に入る場合は更に1日200円〜500円程度の費用がかかるので、長期滞在の場合は費用負担が大きくなる。
- スマホの他にルーターを常に持ち歩かなければならない
- 機種や接続時間にもよりますが、ルーターのバッテリーが1日持たない事がある(モバイルバッテリーが必要)
- 使用後に返却手続きが必要
必要なモノ・必要なコト
- スマホやタブレット、PC等のWi-Fiが利用可能な機器
- パスポート(台湾でレンタルする場合)
- レンタル業者が複数あるので、利用状況に合わせたプランの選定
- 長時間利用する場合は、モバイルバッテリー
- レンタル料と、希望する場合は保険料の支払い
こんな方にオススメ
- 短期滞在の方
- 何人かで共用したい方
- データ通信量が多い方
- 日本で全ての手続きを完了させたい方(出発前にレンタル)
- 現地に到着したらスグにインターネット接続したい方
- 高速で安定したインターネット環境が必要な方(LTEの場合)
私が台湾で2週間「グローバルWiFi」のレンタルWi-Fiを利用した時の様子を別ページ 台湾でWiFiレンタルを利用|空港受取り・設定・データ量・速度・注意点など でご紹介していますので、宜しければご覧ください。
台湾の通信業者のプリペイドSIM
▲桃園国際空港の通信業者カウンター
SIMフリー(SIMロック解除済)のスマホをお持ちの方なら、空港で台湾の通信業者のプリペイドSIMを購入(契約)するのがオススメです。
台湾の大手通信業者は空港でプリペイドSIMの契約が可能で、私がよく利用する桃園国際空港第1ターミナルには「台湾大哥大」「中華電信」「遠傳電信」がカウンターを出しています。(2017年6月現在)
各社旅行者用に「データ使い放題プラン」(空港でのみ契約可)を用意していて、会社によって期間や無料通話料の組み合わせで金額が違う場合があるので、比較検討がオススメです。
私は上記3社全てで3Gと4GLTEのプランを契約してみた結果、速度や安定性に違いは感じられなかったので、今では値段が同じプランであれば「一番空いているカウンター」でSIMを購入(契約)しています。
各社の料金プラン<2019年5月現在>
2017年6月現在、桃園空港第1ターミナルで契約できる「台湾大手3社のプリペイドSIM料金プラン」をご紹介します。
全社4G LTE対応で、もちろん3Gの機種にも対応しています。(同一料金)
台湾大哥大(Taiwan Mobile)の料金プラン
▲台湾大哥大の料金プラン
台湾大哥大の料金プランです。
3Gの時代には、15日以上のプランに価格差があった気がしますが、4Gになってからは各社あまり差が無くなった印象です。
実際、この時は10日プラン(通話100NT)が全社同じ料金だったので、台湾大哥大で契約しました。
中華電信(Chunghwa Telecom)の料金プラン
▲中華電信の料金プラン
私は利用する期間と無料通話の分数を見て「一番安いプラン」を契約しています。
中華電信は、以前一度だけ日本語が通じた事があったり、日本語の説明書をくれたり「日本人は使い易い」という印象があります。
▲MRT乗り場へ行く途中の中華電信
中華電信は、MRT乗り場へ行く途中(出発ロビーに繋がる連絡通路)にもお店がおりますので、上記のカウンターが混んでいる時は、こちらの方が早いかも知れません。
遠傳電信(Far Eastone)の料金プラン
▲遠傳電信の料金プラン
まだ3Gのプランが有る時に長期で滞在する時は、遠傳電信の30日プランが一番安かったので、よく利用していました。
一番馴染み深いので、4Gになって価格に差が無くなってからも時々利用しています。
プリペイドSIM契約(購入)の方法
台湾の桃園空港でプリペイドSIMを契約(購入)する方法を、簡単にご紹介します。
▲プリペイドのSIM契約(購入)方法
利用したいプランが決まったら、上記の通信業者のカウンターに行って契約手続きをします。
中華電信で日本語が通じた事はありますが、基本的には英語対応です。
と言っても、プランは指差しでOKですし申込書に記載するのは名前(漢字)と生年月日くらいで、必要なモノはパスポートのみ。
スマホを渡せば設定もしてくれます。(スマホの言語を英語か中国語にしておくとスムーズです)
台湾通信業者プリペイドSIMのメリット
- 電話番号が付与されるので、電話の送受信が可能で日本へも電話が出来る
- 空港で契約すればデータ通信が使い放題なので、通信量を気にしないで使える
- 長期で契約するほど一日当たりの料金が安くなる
- いつでも安定した高速データ通信が出来る
- テザリングが出来るので、タブレットやPCも接続できる
台湾通信業者プリペイドSIMのデメリット
- 使い放題プランは空港でしか契約できない
- 契約時に日本語が通じない(英語はOK)
- SIMフリー(SIMロック解除済)のスマホかモバイルルーターが必要