台湾旅行に行ったら、朝は是非「台湾朝食」が食べたいと思われる方は多いかも知れません。
台湾のホテルは 朝食が美味しくて充実している所が多いですが、私は “地元の雰囲気” と “本場の味” を求めて2日に1回は台湾朝食のお店に行っていて、「お気に入りのお店」も増えてきましたので少しづつご紹介させて頂きたいと思います。
今回は、台北の大人気行列店「阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)」です。
地元の方にも観光客にも大人気の有名店「阜杭豆漿」で私がよく食べる おすすめメニュー・注文方法・実際の待ち時間(平日と日曜日)・店内の様子・MRTでの行き方・営業時間・定休日などを詳しくレポートします。
台北の行列台湾朝食店「阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン)」おすすめメニュー・待ち時間・注文方法・店内の雰囲気・行き方など
阜杭豆漿の待ち時間と営業時間
▲台湾朝食の行列店「阜杭豆漿」(台北)
阜杭豆漿は、行列が当たり前の大人気店。
店舗はビルの2階にありますが、その行列は階段からビルの外へと続き、かなり大きな建物の外周を囲む形で伸びます。
阜杭豆漿の待ち時間(平日)
待ち時間は日によって違いますが、目安にはなると思いますので、私が行った平日と日曜日に「並んでから注文するまで」を計測してみました。
▲阜杭豆漿の行列1(平日)
2015年9月の平日(水曜日)10時頃に行くと、行列はビルの外周の中間付近。
この先(右手)にビルの入口があります。
ここから待ち時間は22分。
ビル1階の外周部分には屋根が付いているので、雨が降っても大丈夫です。
▲阜杭豆漿の行列2(階段下)
ビルの1階に入ると、行列は階段へと続いています。
階段の下から注文するまでの待ち時間は13分でした。
過去に一度、朝6時頃に行った時に階段下から並び始めた事がありますが、その時が今までの最短です。
▲阜杭豆漿の行列3(階段上
階段を上り切ると、お店が見えてきます。
カウンターは間近ですが、ここから意外と待ち時間が長くて8分かかりました。
阜杭豆漿でココから並び始める事が出来れば、かなりラッキーだと思います。
阜杭豆漿の待ち時間(日曜日の朝)
▲阜杭豆漿の行列(日曜日の朝)
日曜日の9時過ぎに行くと、行列はビルの外周の2辺目(MRTの出口がある面)の終わりあたり迄続いていました。
せっかく来たので並ぶと、待ち時間は約1時間。
阜杭豆漿は土・日曜日の朝が特に混む印象です。
阜杭豆漿の待ち時間(日曜日の閉店間際)
▲阜杭豆漿の行列(日曜日の閉店間際)
ある日、日曜日の12時20分頃(閉店間際)に行ってみると、階段を上り切ってお店のカウンターが見える位置から並ぶことが出来、待ち時間は約10分でした。
阜杭豆漿は「売切れ次第終了」なので、お目当てのメニューが買えなかったり「閉店済」というリスクはありますが、行列を避けたい方で「無ければ仕方がない」と割り切れる方は試してみる価値はありそうです。
阜杭豆漿の待ち時間(平日11時)
▲阜杭豆漿の行列(平日11時)
平日、閉店時間も迫った11時頃に行ってみました。
阜杭豆漿は閉店が近付くと売切れのメニューも出て来ますが、そのぶん空いている事を期待しての訪問です。
行列はビル外周の2辺目の前半あたり、MRTの出口を少し進んだ位の所迄続いており「この時間にしては、意外と混んでるな」という印象。
ここからの待ち時間は約40分でした。
阜杭豆漿の営業時間と定休日
阜杭豆漿の定休日は月曜日(旧正月等も休み)、営業時間は 午前5時30分から12時30分ですが、商品が無くなり次第終了してしまうので、閉店時間ギリギリはキケンです。
また、閉店時間が近付くと売り切れメニューが出てくるので、食べたいメニューがある方は少し余裕をもって向かわれるのがオススメです。
阜杭豆漿の人気メニューと注文方法
▲阜杭豆漿の注文カウンター1
注文カウンターに辿り着くと店員さんが注文を聞いてくれます。
カタコトの日本語で対応してくれますので、準備なしでも注文は可能ですがメニューが細分化されているので、紙やスマホに書いて準備した方が確実です。
▲阜杭豆漿のメニュー表
私が毎回注文する “おすすめメニュー” は以下の4品です。
- 冰豆漿
- 鹹豆漿
- 厚餅夾油條
- 厚餅夾蛋
下で詳しくご紹介します。
▲阜杭豆漿の注文カウンター2
店内飲食の場合は、トレーの流れに着いて行き、全てが揃って代金を支払ったら席に移動します。
持ち帰りの場合は、番号が呼ばれるまで付近で待ちます。
写真付きメニュー(番号入り)
▲阜杭豆漿の写真付きメニュー
階段を登り切り、お店の作業風景が見える辺りまで来ると、列の途中に写真付きのメニューが置かれています。
写真を見ながら注文するメニューを決められるので、初来店でも “全くの事前準備無し” でOKです。
▲阜杭豆漿の写真付きメニュー(拡大)
しかもメニュー毎に番号が振ってありますので、メニューの名前を覚える必要もないという・・・。
ただ、設置されているタイプではなく あまり枚数が無いので、全部 “使用中” だった場合は見られませんので、「だいたいのメニュー名」くらいの準備がオススメです。
阜杭豆漿の おすすめメニューと店内の雰囲気
▲阜杭豆漿のカウンター席
注文したメニューを全て受け取ったら席を探す事になりますが、阜杭豆漿は持ち帰りのお客さんが結構多いので、思った程は席の確保に苦労しません。
少人数なら、窓側カウンター席の一番奥が空いている事が多く “穴場” です。
▲阜杭豆漿の飲食スペース
阜杭豆漿はフードコートの一角にありますので、飲食は共有の広いスペースが用意されています。
お店のチョット渋めな感じとは違い スポーツバーの様な雰囲気で、とても綺麗な場所です。
▲阜杭豆漿の周囲のお店
周囲のお店は飲食店の他に、お土産物など物販のお店もあります。
午後から開店のお店もあり、午前中しか営業しない阜杭豆漿と上手く住み分け出来ている感じ。
▲阜杭豆漿の厨房
行列に並んでいると、途中で阜杭豆漿の厨房の様子が見られます。
下でご紹介する焼き立てパンは、写真右にある黒い窯の内部に貼り付けて焼きます。
阜杭豆漿の おすすめメニュー
▲阜杭豆漿のオススメ メニュー4品
私の「阜杭豆漿のオススメ メニュー」4品です。
以前は色々食べましたが、現在は阜杭豆漿では、ほぼ毎回このセットです。
順番に詳しくご紹介して行きます。
▲阜杭豆漿の冰豆漿(ビン ドウジャン)
まずは、冰豆漿(ビン ドウジャン)30NT$(2019年5月時点)です。
味は、ほんのり甘くて豆の味がシッカリめで美味。
暖かいタイプもありますが、私は “冷たい” 派。
注文時は「豆乳」「甘い」「冷たい」と日本語でもOKです。
▲阜杭豆漿の鹹豆漿(シェン ドウジャン)1
次に、鹹豆漿(シェン ドウジャン)35NT$(2019年5月時点)です。
温かい豆腐にダシが掛かっていて揚げパン(油條)が乗っている、見た目は「茶碗蒸し」な一品。
▲阜杭豆漿の鹹豆漿(シェン ドウジャン)2
味は、小エビ等が入った優しい出汁の塩加減が絶妙。
「豆の味がする美味しい茶碗蒸し」と言った感じで朝御飯としては最高の逸品。
注文時は「豆乳」「甘くない」「温かい」と日本語でもOKです。
▲阜杭豆漿の厚餅夾油條(ホウビン ヨウテャオ)
次は、厚餅夾油條(ホウビンヨウテャオ)55NT$(2019年5月時点)という、焼きたてパンに大量の揚げパンが挟まった斬新なメニューです。
外側のパンに味が付いていないので、油っこさはあまり感じず。味の要素が少なそうだけど、揚げパンに少し付いている味が充分満足させてくれて美味。
外側のパンが薄い 薄餅夾油條(バオビン ヨウテャオ)50NT$(2019年5月時点)もあり、注文時に「厚いの?薄いの?」と日本語で聞かれます。
▲阜杭豆漿の厚餅夾蛋(ホウビン ジャーダン)
次は、厚餅夾蛋(ホウビン ジャーダン)40NT$(2019年5月時点)。
一つ上でご紹介した厚餅夾油條と同じ焼きたてパンに、卵焼きが挟まったタイプ。
こちらも外側のパンが薄い 薄餅夾蛋(バオビン ジャーダン)35NT$(2019年5月時点)があり、注文時に「厚いの?薄いの?」と聞かれます。
▲阜杭豆漿の厚餅夾蛋(ホウビン ジャーダン)中身
味は、シッカリ食感で熱々のパンと間に挟まった卵焼きの味のバランスが絶妙。
こちらも朝にピッタリの優しい味付けだけど、ボリュームがあるので満足感は高いです。
阜杭豆漿への行き方 MRT(地下鉄)「善導寺」駅から徒歩
MRT(地下鉄)「善導寺」駅から阜杭豆漿への行き方を、写真でご案内します。
▲阜杭豆漿の行き方1
まず始めに、MRT「善導寺」駅の改札を出たら「出口5」へ向かいます。
▲阜杭豆漿の行き方2
「出口5」には階段のみで、エスカレーターは有りません。
▲阜杭豆漿の行き方3
「出口5」を出ると右手に見える大きなビルの2階に阜杭豆漿があります。
混んでいる時は、この時点で行列が見えるので後ろに並びますが、列が無い場合は写真の赤矢印方向へ進みます。
▲阜杭豆漿の行列1(平日)
右へ曲がると、大抵は写真の様な行列が見えて来ます。
もし幸運にも、ここで列が無ければ、入口は一番先の右手にありますので、そこから入って階段を上ればスグ目の前です。