私が海外旅行用に使っているSIMフリースマホ「ZenFone3」のカメラに突然不具合が。。。
買ってから数か月のスマホなので通常であれば保証修理となる訳ですが、このZenFone3は台湾で買ったので日本のASUSでは修理出来ないのです・・・。
こういうリスクは承知で買ったものの、実際に起こってしまうと「何とかしたい」と思うものです。
そこで色々と調べてみると、台北にサービスセンターが有って、機種と症状によっては数日で直してくれる “らしい” 事が分かり、次の台湾旅行中に「ダメもと」で挑戦してみる事にしました。
日本語や英語が通じるのかどうかも全く分からなかったのですが、結論を先に言うと “何とか” 無事に修理は完了しました。
なので今回の内容は、「台湾で買ったZenfone3を、台北のASUSサービスセンターで修理に出して受け取るまでの詳細と行き方(場所)」って感じです。
台湾で買ったZenfone3をASUSサービスセンターで修理した詳細と行き方(場所)実際に修理に出してから受け取るまでの詳細
Zenfone3の不具合の内容
私のZenfone3の不具合は「カメラが起動しない」というもので、カメラアプリを再インストールしても別のアプリを入れても症状に変化は見られません。
プリインストールされているアプリは全く起動しませんが、アプリによってはセルフィー用のインカメラのみ起動するものもありましたが、アウトカメラ(メインカメラ)に切り替えると真っ暗になります。
アンドロイドをリセットしたりキャッシュをリセットしたり、考えられる事は全て行いましたが一切改善しませんでした。
▲故障したASUSのスマホZenfone3
実のところZenfone3は旅行用なので、カメラは殆ど使わず(旅行中は常にデジカメを持っているので)、その他の不具合は無かったので全く不都合はありません。
それでも、旅行中のみの使用(トータル30日位)で壊れた事と、台湾のASUSにスマホを修理に出す事への好奇心で「やってみよう」となった訳です。
ASUSサービスセンターでZenfone3の修理を依頼
▲ASUSサービスセンター入口前の受付機
エレベーターを降りると目の前にある入口の横に、タッチパネル式の受付機があります。
用件に合わせて画面をタッチするだけのシンプルなもので、英語表記もあるのでココは楽々クリヤ出来そうです。
▲ASUSサービスセンター入口前で受付機をタッチ
今回は修理の依頼なので、左下の「Repair for all product」をタッチします。
この写真は、修理品引き取りの際に撮り直したので、上の写真の「6人」がこの時の「待ち人数」です。
平日のオープン直後の時間帯ですが、そこそこ待っていますね。
▲ASUSサービスセンターの番号札
パネルをタッチすると番号札が出て来ますので、受け取ります。
番号は「3014」でした。
では、サービスセンターの中へ。
▲ASUSサービスセンターの入口
ビルは結構古いので、最初は「こんな所にサービスセンターが有るの?」という印象でしたが、中はアップルストアの様に綺麗でした。
正面にズラリと並んでいるのが受付カウンターで、私が行った時には10カ所位ある全ての窓口が稼働していました。
▲ASUSサービスセンターのソファ
順番が来るまで、ソファに座って快適に待つ事が出来ます。
多数展示されているASUSの商品に触れる事も可能。
▲ASUSサービスセンターのコーヒー
窓際にはコーヒーまで用意されていました。
私は、次にお話しする事態の対応に必死だったので、利用する余裕はありませんでしたが・・・。
呼び出し音声が中国語である事に気付き、大慌て
私は手元の番号札の数字が呼ばれるのを待っている訳ですが、ここで気付いたのは「中国語で呼ばれてるぞ」という事。
もちろん「3014」という中国語なんて知りませんので結構焦りました。
聞こえて来るのは機械の音声とスタッフの呼びかけ。どちらも何を言っているのか全然理解出来ず万事休す・・・と思ったら、部屋の隅にモニターを発見しました。
▲ソファ前の番号表示モニター
場所的には入口を入った右の奥、ソファの先に32インチのテレビ位のサイズのモニター(写真赤枠部分)が有りました。
部屋の大きさから考えると結構小さいので、近くに行かなければ何が表示されているのか分かりません
▲呼び出し番号表示モニター
近くで確認すると、期待通り「呼び出し番号表示モニター」で、一番上に番号が表示されれば順番が来たという事の様です。
私はココから一歩も動かず順番を待つ事に。
言葉の壁を痛切に感じた所で、更に「カウンターで日本語か英語は通じるのか?」という問題が残されている事に気付いてしまいました。。。
▲順番が来たのでカウンターへ
私の番号が表示されたので、スタッフが立ち上がって番号(多分)を呼んでいるカウンターへ。
何とか英語で故障の内容を伝えると、スタッフの方はスマホを持って裏に。
戻って来て何かを説明しようとしますが、言葉が上手く出て来ません。
「ここまで来て終了か?」と思ったら、意外な救いの言葉(英語)が。
「隣りのスタッフは日本語が話せるので、彼女の手が空くまでソファでお待ち下さい」と。こんなラッキーな事が有るなんて!
▲ASUSサービスセンターの修理申込書
間もなくスタッフさんの手が空き、再度スマホを持って裏に行った後に、日本語で「カメラの交換が必要なので修理に2日かかりますが、ご都合は大丈夫ですか?」と。
この時は、あと一週間滞在する予定だったので、申込書にサインをして修理の依頼が完了。
保証書は持参しましたが、発売から1年経っていないモデルだったせいか提示は求められませんでした。
▲ASUSサービスセンターの引換証
最後に引換証をもらい、引き取り予定日を確認。「修理は2日で完了する予定ですが、3日後に来て頂ければ確実です」との事だったので3日後に来る事にしました。
「機種や故障個所によって異なる」という事ですが、2日でメーカー修理が完了するなんて信じられません。
色々な事があったので長く感じましたが、サービスセンターに到着してから出るまでの所要時間は、何と約20分でした。。。
日本語が話せるスタッフは常に居る訳ではないらしく(修理品の受取りに来た時、今回対応してくれた方は居ませんでした)、この時も日本語担当というよりは「たまたま日本語が話せる」という雰囲気でしたので、運が良かった事は事実だと思います。
それでも、最初に対応してくれた方を含めてASUSのスタッフさんは非常に感じの良い方ばかりでしたので、数日後に取りに来られる方はチャレンジする価値はあると思います。
また、修理品を受け取る際に対応してくれたスタッフさんは、英語で修理箇所の説明等をしてくれて簡単な質問にも答えてくれましたので、英語だけでも何とかなる気もしました。
ASUSサービスセンターでZenfone3の修理品を受取り
▲ASUSサービスセンター入口前の受付機をタッチ
再び、入口の横にある受付機です。
今回は修理品の受取りなので、今度は右下の「Pick-up and Sales」をタッチします。
この日は日曜日だった為か、前回と同じ時間帯行くとガラガラでした。
▲ASUSサービスセンターの番号札
前回同様、番号札を受け取ってモニターの前で順番を待つのみ。
今回の番号は「4001」です。
この時はスタッフさんに色々と質問しましたが、所要時間は僅か10分でした。
勿論私のZenFone3のカメラは完全に復活! 修理代は無料でした。
修理品引取りの際は、引換証を お忘れなく。
ASUSサービスセンターの行き方と営業時間・定休日MRT(地下鉄)「善導寺」駅から徒歩
場所は、台湾朝食の有名な大行列店 阜杭豆漿(フーハン・ドゥジャン) のすぐ近くです。
MRT「善導寺」駅からASUSサービスセンターへの行き方
▲MRT「善導寺」駅の出口5
台北駅からMRT板南線(ブルーライン)に乗って一駅の「善導寺」駅が、ASUSサービスセンターの最寄り駅です。
改札を出たら、「出口5」から地上へと出ます。
▲「出口5」を出たら直進
「出口5」を出たら、そのまま直進します。
▲行列横の横断歩道
話が少し逸れましたので、元に戻します。
行列を横目に見ながら、横断歩道を渡ります。
▲ASUSサービスセンターに到着
少し歩き、頭上に青と白の看板「華碩電脳 皇家俱樂部」(写真赤枠部分)が見えて来れば到着です。
MRT善導寺駅の「出口5」から約2分で着きました。
▲ASUSサービスセンターのビル
ASUSのサービスセンターが入っているビルです。
上にもチョット書きましたが、正直「このビルで合っているのか?」と思ってしまう雰囲気・・・。
▲ASUSサービスセンターは4階
ビルの案内を見ると、ASUSのサービスセンターは4階との表記。
奥にあるエレベーターで4階に上がれば、目の前がサービスセンターです。
ASUSサービスセンターの営業時間と定休日
ASUSサービスセンターの営業時間と定休日をご案内します。
営業時間は 月曜日から金曜日が午前11時から20時・土曜日と日曜日が午前10時から18時
定休日は無く、年中無休(年末年始や祝日等はお休み)です。
メーカーのサービスセンターが土日に営業しているのは助かります。
私達旅行者は、日にちに余裕が無いですからねぇ。