台湾・九份(きゅうふん・九分)のグルメ・お土産・観光スポットを、オリジナルマップと共にご紹介しています。
当ページ(2ページ目)は、数ある九份グルメのうち、「景色もお店も綺麗なカフェ・茶藝館・レストラン」の口コミと、「そこそこ綺麗なレストラン」の旅行記をご紹介いたします!
九份老街マップ
九份老街のオリジナル地図を作ってみました。
地図の赤い番号は、下記口コミ・赤い番号の位置を示しています。また、スマホの方は、2本指でマップを拡大することができますよ。
▲九份老街マップ(2019年7月23日更新)
尚、一般的な九份地図は「北が上」の法則にのっとって、「階段下が上部」に描かれている事が多いのですが、私は直感的に「下に描かれるのは階段下にしたいなぁ」と思い、階段上は上部に、階段下は下部に描いております。よって、お手持ちの地図と向きが異なる場合があることをご承知おきくださいませ。
【MAP上の赤数字】
フォトスポット
阿妹茶酒館(阿妹茶樓・阿妹茶楼)
豎崎路の登り階段
茶藝館・カフェ・レストラン
阿妹茶酒館(阿妹茶樓・阿妹茶楼)
九戸茶語
悲情城市
九份茶房
吾穀茶糧 Siidcha
九分小師父
B級グルメ
頼阿婆芋圓
阿蘭草仔粿
九份阿珠雪在焼
九份傳統魚丸
海之味 翡翠螺
阿柑姨芋圓
九份老街の茶藝館・カフェ・レストラン景色も店内も綺麗。ほっこりするような茶藝館&レストラン
まずは、綺麗なレストラン・カフェ・茶藝館 編から。店内も景色も綺麗なお店をご紹介します。
阿妹茶酒館(阿妹茶樓・阿妹茶楼)
▲阿妹茶酒館(阿妹茶樓・阿妹茶楼)
九份おすすめ観光MAP1で、 “フォトジェニックな外観” としてご紹介した「阿妹茶酒館(阿妹茶樓・阿妹茶楼)」は、茶藝館としても一番人気。
▲阿妹茶酒館(阿妹茶樓・阿妹茶楼)店内
こんな感じの店内や、
▲阿妹茶酒館(阿妹茶樓・阿妹茶楼)テラス席
広いテラス席もあってイイ感じです。
陽が沈む前に到着し、涼しい時間帯に、テラス席で、優雅に台湾茶を楽しむのが良いですね〜。
阿妹茶樓のテラス席は、眼科に広がる海を眺めながらお茶することができるのでお勧めです。
▲阿妹茶酒館 テラス席
この日はちょっと訳あって、店内になってしまいましたが、待ってでもテラス席にすれば良かったと後悔。
▲阿妹茶酒館 台湾茶
で、注文したのは、台湾茶とお茶菓子のセット。
台湾茶は、最初の1杯だけはお店の人がいれてくれます。
▲阿妹茶樓 お茶請け(2人分)
お茶請けは4種類で1セット。
この台湾茶とお茶請けのセット料金は、かなり強気の1人・NT$300 でした。(2019年3月時点)
まぁ、茶藝館はお高い傾向にありますし、人気観光地の九份ですから仕方ないですね〜。
阿妹茶樓は、「千と千尋の神隠し・湯婆婆の屋敷」という看板を入口に掲げているだけあって、大人気の茶藝館。
混雑しているので、時間帯によってはウエイティングになることもある有名店です。
(あめちゃろう 場所:九份地図)
九戸茶語
▲九戸茶語
「九戸茶語」は、豎崎路の広場前にあるレストラン&茶藝館。
元々はお茶屋さんなのですが、小籠包の有名店「點水樓」を手掛ける「新永楽」がプロデュースしているお店とあって、茶葉料理や郷土料理もいただける珍しいタイプの茶藝館です。
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私は、九份ツアーに参加した際、ここに訪れた事があります。
▲九戸茶語 雰囲気
店内は2階・3階がそれぞれ広く、かなりの人数がお食事できる感じ。
▲九戸茶語 テラス席
そして、外にはこんなテラス席も。
夜になると全く見えませんが、前方は海岸線です。
夕暮れ時は気持ち良いだろうなぁ。
▲九戸茶語 台湾料理
メニューは、野菜炒めや
▲九戸茶語 郷土料理
肉料理などの郷土料理の数々。
▲九戸茶語 郷土料理
こういった台湾料理を頂けました。
これらは、ツアーに組み込まれていたお食事なので、個人で訪問する時とは違ったものが出て来る可能性が高いですが、どれも日本人に親まれているような食べやすい味付けの物でした。
(九戸茶語 場所:九份地図)
悲情城市
▲悲情城市(黄色い矢印)
豎崎路・写真スポットの右手
こちらは、大ヒット映画「悲情城市」の撮影地として一躍人気となった茶藝館&台湾料理レストランです。
撮影後、店名を「悲情城市」に変更したんだとか。(乗っかってますね〜www)
場所は、豎崎路の写真スポット近く。
写真・黄色い矢印で示したお店です。
入口は豎崎路の階段途中、阿妹茶酒館(阿妹茶樓・阿妹茶楼)のちょっと下です。
▲悲情城市 テラス席
席はどこでも良いですよ〜、とのことだったので、テラス席にしてみました。
阿妹茶酒館と比べると、のんびりしたもんだ〜。
▲悲情城市 テラス席からの景色
目の前の景色はズバリ、九戸茶語。
提灯のある、九份ならではの風景を眺めながらお茶することが出来ます。
夜暗くなってからなら、阿妹茶酒館のテラス席より、悲情城市の方がいいかもしれません。
(夜の海は何も見えないので。。。)
メニューは、リーズナブルな台湾茶(160元・180元)から、茶藝館らしい高級な台湾茶(300元〜1000元)、お茶請け(茶點)単品80元などのお茶メニューに加え、
コーヒーやオレンジジュースなどのカフェメニューや、台湾料理(中華料理)のお食事メニューも豊富に揃っていました。
その中から、私たちがチョイスしたのは、
▲悲情城市 ケーキセット
ケーキセット。。。
お茶メニューじゃなくて、すみません。
これは、カフェラテとショコラケーキ、
▲悲情城市 こちらもケーキセット
こっちは、ラテスムージーとチーズケーキ。
ケーキセットは、好きな飲み物と好きなケーキ1個を選べて240元でした〜。
ラテスムージーの方が、お得感あるかも♪
メニューには「カフィラチ」ってなってますけどね。。。笑
(悲情城市 場所:九份地図)
九份茶房
▲九份茶房
九份茶房は、基山街にある超有名茶藝館。
▲九份茶房のテラス席
九份茶房には、このような気持ち良いテラス席や、
▲九份茶房の店内席
ほっこりできる店内のお席もあり、
のんびり出来て、とっても雰囲気が良かったです。
訪問した日はすごく蒸し暑かったので、冷房の効いた店内席にしてみました。
九份茶房の料金システムは、
基本料金が1人NT$100。(2019年5月時点)
それに加え、好きな茶葉を注文(購入)し、その一部をお席で頂く感じになっています。
茶葉は、NT$600・700・800が「九份茶房」の中心価格のよう。
中には、NT$1200、1600、2000なんていうお値段の茶葉もあります。(2019年5月時点)
そう、お値段からして、高級茶葉なんです!!
とは言え、買い求める茶葉は1両(37.5g)。
現地で使う茶葉はこのうち5分の1くらいで、残りの茶葉はパッケージしていただき、お土産として持ち帰ることが出来ます。
ちなみに、持ち帰った茶葉の重さを計ったところ、30gありました。
なので、7.5gを現地で使ったことになります。(2名で訪問)
このお値段は、「高級茶藝館でのティータイム代」+「自分へのお土産代」という感じですね。
もちろん、グループで1つの茶葉でもOK。(持ち帰る時、誰が持ち帰るかで困らなければ。)
6人以上だと2種類以上のオーダーが必要だそうです。
ということで私たちは、
▲九份茶房メニュー「阿里山烏龍」
高級な台湾茶として名高い「阿里山烏龍」(NT$600)にしてみました。
九份茶房でも、最初の1杯はお店の人が淹れてくれます。
▲九份茶房のチーズケーキと阿里山烏龍茶
お茶請けは、ホームメイド烏龍チーズケーキと、
(100元:2017年6月)
▲九份茶房のパイナップルケーキ
パイナップルケーキにしてみました。
(100元:2017年6月)
パイナップルケーキは、まさかの既製品。
「九份茶房」の店名入りなのでオリジナルだと思われますが、喫茶メニューというより、お土産品って感じです。(1つは持って帰った)
同じ値段なら、烏龍チーズケーキの方が美味しいし、有意義かな〜。
この台湾茶は、7.5gで6回くらい煎出できるとのことですので、「九份茶房」でしばしの“茶藝館くつろぎタイム”です。(時間のある人におすすめです)
▲九份茶房の茶器売り場
1階には、茶器ギャラリーと茶器販売エリア、トイレなどがあり、店内は意外と広い印象。
何と言っても、私が今まで訪れた九份の飲食店の中で、「九份茶房」は清潔感でも一番だと思います。(九份の飲食店は、清潔感が微妙な店が多い)
ちなみに、このコンテンツ「九份グルメ・お土産・観光地図」のうち、当ページ(茶藝館・カフェ・レストラン編)でご紹介している5つの飲食店は、九份の中でも綺麗なお店を集めてみたのですが、その中でも一番かも。
実は、今まで過去数回、「九份茶房」の店の前で、メニュー表を見ては、あまりの高価さにスゴスゴと立ち去っていた私。
「阿妹茶酒館」でさえ一人NT$300で高いなぁ〜と思っていたのですから(しかも阿妹茶酒館は、茶菓子とのセット)、お茶だけで2人でNT$800(NT$600+基本料金2人でNT$200)、お茶請けを入れて二人でNT$1,000(約3,700円)は、あまりに高級だわぁ〜と思って敬遠していたんです。
(店頭では、大体1人NT$700が目安だと教えていただきました。2019年5月)
でも、実際利用してみると、居心地はとても良く、この料金は高いけど仕方がないのかも、と思ったのでした。茶葉をお土産に出来るし。
ちょっと優雅に台湾茶を愉しみたい方におすすめの「九份茶房」です。
(九份茶房 場所:九份地図)
吾穀茶糧 Siidcha 九份食茶館
▲吾穀茶糧 Siidcha 九份食茶館
「吾穀茶糧 Siidcha 九份食茶館」は、九份・基山街に出来た可愛いカフェ。
▲吾穀茶糧 Siidcha 九份食茶館(2F)
九份はレトロな雰囲気を持つ茶藝館が多いのですが、ここ「Siidcha」は、現代風のナチュラルな空間。
インテリアがとっても可愛いんです。
▲九份のカフェ「吾穀茶糧 Siidcha」(3F)
席は2・3階。
1階のカウンターで先に会計を済ませ、予め指定された席で運ばれてくるのを待つスタイルです。
私が案内された3階には海を見渡せるテラス席もありました。
▲タピオカミルクティーのデザートセット(九份)
で、Siidchaで注文したのはこちら。
「タピオカミルクティーのティラミスのセット」です。
タピオカミルクティーは、単品でNT$190。
このセットはNT$290でした。
▲太妃糖紅茶とアイスクリームのセット(九份)
またこちらは「お茶とアイスクリームのセット」。
お茶は、安いもので単品価格$160から。(アイス or ホット)
このセットは、NT$200でした。
セットのデザート
- ティラミス(+NT$100)
- パンプキンパイ(+NT$100)
- アイスクリーム(+NT$40)
は、好きなドリンクに自由に組み合わせることが出来るそうですよ。
(価格は2019年5月時点)
茶藝館はお高いなぁ〜と思った時に、こんなカフェで寛ぐのもアリですね〜。
ちなみに私が注文しなかったパンプキンパイは、提供まで20分掛かるけれど店員さんの一押しメニュー。隣のテーブルに運ばれて来たのを見た時「あっちにしておけば良かった〜〜」と後悔するほど、見た目がGoodでした。
尚、Siidchaも、「九份茶房」と同じくらい店内は清潔。トイレも綺麗でした。
▲九份老街のカフェ「Siidcha」
場所は、基山街を奥へ進み、道なりに左に曲がった所にある展望台付近。(海が一望できる場所)
以前、この付近はお店が無かったのですが、新しいエリアとして拡大していました。
九份人気すごいなぁ。
(吾穀茶糧 Siidcha 場所:九份地図)
九份老街の、そこそこ綺麗なお食事処
九份老街と言えば、雑な雰囲気のB級グルメか、高級な茶藝館のイメージが強いのですが、その中間くらいのお食事処をご紹介いたします。
店内はそこそこ綺麗、景色は無し・・という庶民的なお店です。
九分小師父
▲九分小師父
豎崎路と基山街が交差する角にある点心レストラン「九分小師父」。
▲九分小師父 鶏
入口付近に、鶏の丸焼きがぶら下がっていて、なんかインパクト大。
▲九分小師父 店内
店内は、庶民的ながら綺麗です。
▲九分小師父 放山土雞 1/4
鶏のインパクトに惹かれてお店に入ったので、「放山土雞 1/4」をオーダー。
4分の1サイズなのに、結構大きいです。
280元。
(2018年3月現在も同料金だったとのこと ← 訪問した私のお友達談)
▲九分小師父 雞油飯
こちらは、雞油飯。
雞油飯は、鶏の脂で炒めた白米を、鶏の出し汁で炊いたご飯のこと。
これを人数分注文しました。
▲雞油飯メニュー
メニューに載っていた写真とは様子が全然違うけど、1つNT$20ですからね。
九份老街で結構目立つ立地でこれだけ安いなら、こうなるよね〜。
(九分小師父 場所:九份地図)
さて、次のページは九份グルメ – B級グルメ・食べ歩き&安いフード編へと続きます!