台湾旅行で大きな楽しみのひとつ「台湾グルメ」の中で、特に人気が高くて有名なのは小籠包かも知れません。
私は毎回、お気に入りや人気店・有名店・新店舗などで小籠包を食べ歩く事を楽しみにしていて情報も随分溜まりましたので、その中からオススメのお店を本音でご紹介させて頂いています。
今回は、台北にある「蘇杭点心店 本店」をご紹介します。
蘇杭点心店は、小籠包が人気の有名店。私も台北に行けば、必ず食べに行く大好きなお店です。
(民生店は 別ページ でご覧頂けます)
内容は、人気メニューの小籠包や餃子・チャーハン等を食べた感想と値段・店内の様子・MRT「古亭」駅からの行き方(場所)などです。
蘇杭点心店 本店(台北)の人気メニュー 小籠包を食べた感想・店内の雰囲気・行き方(場所)など
蘇杭点心店 本店で人気の小籠包メニューの注文と店内の様子など
▲蘇杭點心店(本店)の外観
蘇杭点心店 本店は、現代的でスタイリッシュな店構えです。
以前は赤い看板で庶民的だった外観は、 改装で民生店 と同じテイストになりました。
▲蘇杭點心店(本店)の店内1
店内は それほど広くはなく、アットホームな雰囲気。
手前に大きな円卓が2台あります。
写真右手奥に階段がありますが、私は2階に通された事はありません。(2階で撮影されたテレビ番組を見た事があります)
写真は平日の18時頃なので満席ですが、中途半端な時間(例えば16時位)に行けば空いている可能性が高いです。
▲蘇杭點心店(本店)の店内2
2015年に全面改装された店内は、まだまだ綺麗。
快適に美味しい料理を堪能する事ができます。
▲蘇杭點心店(本店)の厨房
客席から厨房を見ることが出来ます。
小籠包を作る職人技を、目の前で見られる事も珍しくありません。
▲蘇杭點心店(本店)のメニュー
蘇杭点心店 本店のメニューは、結構年季が入った手作り感のあるものです。
余計なところにコストをかけない事で、激ウマなのに安い小籠包を生み出しているのかも知れません。
▲蘇杭點心店(本店)メニューの日本語表記
日本語は通じませんが、写真付のメニューには日本語が表記されていますので、注文に困る事はありません。
ちなみに、民生店には日本語が話せる店員さんが1人居ました。
▲蘇杭點心店(本店)の注文票
料理の注文は、テーブルに備え付けのオーダーシートに個数を記入して店員さんに渡します。
日本語表記は無いので、いつもメニューと合わせて解読しています。
▲蘇杭點心店(本店)のお茶と生姜
民生店ではお茶や生姜は皿に入れて準備され、調味料はテーブルにありましたが、本店はセルフサービスです。
日本人観光客には、店員さんが準備してくれる事もあります。(おかわりはセルフです)
▲蘇杭點心店(本店)の調味料(セルフ)
客席の一角に調味料や食器をセルフで調達する専用コーナーがありますので、好みの配合で小籠包の準備を。
台湾の小籠包のお店で時々見かけるこの形式は、店員さんが忙しそうな時に声を掛けずに済むので結構好きです。
▲蘇杭點心店(本店)のお茶と水(セルフ)
隣りに水とお茶もありますので、こちらもセルフで。
右の茶色のタンクがお茶です。
蘇杭點心店 本店で食べた小籠包と炒飯の感想
▲蘇杭點心店(本店)の蘇杭小籠包
スタンダードな「蘇杭小籠包」130NT$(2019年5月時点)を注文すると、約7分でテーブルに運ばれて来ました。
蓋を取ると湯気がモクモクと上がり “アツアツ” な状態間違いなしです。
▲蘇杭點心店(本店)の小籠包(中身)
スタンダードな蘇杭小籠包の味は、いつも変わらず激ウマ!
旨みが良く出た豚肉とコクのあるスープは何度食べても最高で “アツアツ” 具合いも申し分ありません。
この小籠包が台北市内の駅近で、130NT$で食べられるなんて信じられません。
▲蘇杭點心店(本店)の小籠包はスープたっぷり
蘇杭小籠包を箸で摘まんで持ち上げると、タップリのスープが透けて見えます。
一口で食べると、この量のアツアツ スープが口に広がるので少々危険ですが、私は酢醤油に浸した生姜を乗せたら一気に口に運びます。
▲蘇杭點心店(本店)のヘチマとエビの小籠包
3分ほど遅れて「絲瓜蝦仁湯包」(ヘチマとエビの小籠包)220NT$(2019年5月時点)が運ばれて来ました。(いつも時間差で提供してくれる訳ではありません)
皮が極薄なので、エビの赤とヘチマの緑がハッキリと確認できます。
▲蘇杭點心店(本店)ヘチマとエビの小籠包(中身)
味は、たっぷり入った食感の良い海老と味がよく出たヘチマが、アッサリ系のスープに絡んで抜群に美味。
ヘチマとエビの小籠包は定番なので他店でも食べられますが、蘇杭點心店は最高レベルだと思っています。
▲蘇杭點心店(本店)の厚切り豚肉チャーハン
チョット気になってしまって「寧波排骨蛋炒飯」(ポークチョップチャーハン)140NT$(2019年5月時点)を注文してみた事もあります。
味は、台湾風のスパイスが適度に効いた厚切り豚肉と、丁度よい味付けのパラパラ炒飯がよく合って美味。
この美味しさとボリュームで140NT$という部分も合わせてオススメです。
▲この日注文したメニュー
この日は、いつもの「蘇杭小籠包」の他に「蟹黄湯包」(蟹みそ小籠包)280NT$と「蝦仁蒸餃」(エビ入り蒸し餃子)170NT$(2019年5月時点)を注文。
この時は、注文した料理が一度に運ばれて来ました。(残念・・・)
▲蘇杭點心店(本店)の蟹みそ小籠包
蟹黄湯包(蟹みそ小籠包)は、深みのある豚肉と蟹ミソのシッカリとした旨みが絶妙に合わさって非常に美味!
私が今まで食べた中でダントツ1位の蟹ミソ小籠包です。
値段は蘇杭小籠包の2倍以上ですが、その価値は有ると思います。
▲蘇杭點心店(本店)のエビ入り蒸し餃子
蘇杭點心店では点心は小籠包しか注文した事が無かったのですが、この日は餃子が食べたくなったので、蝦仁蒸餃(エビ入り蒸し餃子)を注文。
深い味わいの豚肉にエビの味がシッカリ加わって「激うま」と言えるレベルでした。
ボリュームもタップリで、是非オススメしたい一品です。
▲蘇杭點心店(本店)の魚と海老入り蒸し餃子
前回餃子が美味しかったので、魚蝦鮮蒸餃(魚と海老入り蒸し餃子)230NT$(2019年5月時点)を注文。
今後は餃子と小籠包のセット注文が定番化しそうです。
▲蘇杭點心店(本店)魚と海老入り蒸し餃子(中身)
魚蝦鮮蒸餃(魚と海老入り蒸し餃子)は、シッカリとした食感と味わいの餡に海老の風味が加わった美味しい餃子。
ボリュームもたっぷりで、とても満足感のあるオススメの一品です。
▲蘇杭點心店(本店)の伝票
会計は、入口前のレジへ伝票を持って行きます。
伝票には料理名と値段が大きく表示されているので明確です。
蘇杭點心店ではサービス料は加算されませんので、表示の合計額が支払い金額という事になります。
蘇杭点心店 本店への行き方
MRT(地下鉄)「古亭」駅から徒歩
MRT(地下鉄)「古亭」駅から蘇杭点心店 本店への行き方を ご紹介します。
▲MRT「古亭」駅の出口7へ
まず始めに、MRT「古亭」駅の改札を出たら「出口7」へと向かいます。
出口7には上り下りのエスカレーターが有りますので、行きも帰りも楽です。
MRTで上り下りのエスカレーター付の出口は、結構珍しかったりします。
▲出口7を出た景色
出口7を出ると こんな感じの景色です。
すぐ左手にある「すき家」の前を通って、このまま直進します。
▲自転車に注意しながら直進
この歩道は右半分だけが自転車専用レーンになっていますが、歩道まで自転車が出て走行する事も珍しくなく、時にはスクーターも走って来ますので ご注意を。
安全の為、屋根付の建物側を歩くのがオススメです。
▲蘇杭點心店(本店)に到着
少し歩くと、左手に「蘇杭点心店 本店」があります。
古亭 駅の出口7を出てから約2分(約150m)で到着します。