九份(台湾)は、台北から約1時間強の場所にある山あいの観光地。
旧市街である「九份老街」は、夕方ともなると提灯が灯り、その幻想的な風景が「千と千尋の神隠し」のモデルになった・・とも言われている台湾屈指の人気スポットです。
私は、そんな九份に、あらゆる交通手段で何度か訪問。茶藝館でお茶したり、B級グルメを食べ歩いたり、写真撮影したりして過ごしています。
そこで今回は、私が経験した台湾 九份への行き方【4種類】と帰り方【4種類】を、全て実体験(失敗談とも言う)でのレポと共に、大事なポイントをご紹介いたします!
※本ページにはプロモーションが含まれています。
【目次】
- 九份への行き方・帰り方
- 九份へ電車で行く方法
- 九份までバスで行く方法
- 九份への行き方まとめ(電車・バス・タクシー)
- 九份からの帰り方
- バスでの帰り方(基本編)
- 電車での帰り方(長い行列時に有効)
- 1つ手前のバス停まで歩いてみた
- 基隆の夜市へ寄り道してから帰る方法
- 九份から台北までの帰り方ーまとめ&重要な部分
台湾・九份への行き方・帰り方
台北から九份へのアクセス(単純往復)
台北から九份へ行く方法は、主に下記の5種類です。
- 台北駅から電車で瑞芳駅まで行き、瑞芳駅からタクシー
- 台北駅から電車で瑞芳駅まで行き、瑞芳駅からバス
- MRT忠孝復興駅近くのバス停から、基隆客運バス(1062系統)
- MRT西門駅・MRT北門駅近くのバス停から、台北客運バス(965系統)
- 台北から九份までタクシーで行く(片道 TWD1200)
台北から九份へ(九份周辺の観光地も巡る)
また「台北 ⇔ 九份」の単純往復のみならず、九份と周辺観光地を巡る以下のようなコースでも周ったことがあります。
- 台北駅 → 猴硐猫村(猫がいるだけ) → 九份
- 台北駅 → 十分(ランタン飛ばし) → 九份
- 九份 → 基隆(夜市) → 台北駅
- 九份 → 松山(夜市) → 台北駅
- 九份 → 基隆(夜市) → 松山(夜市) → 台北駅
前半2つは九份に行く前に立ち寄り、後半3つは九份の後に立ち寄ったコースで、それぞれを組み合わせて1日で巡る事も可能です。
ちなみに、九份を絡めた今までの最長ルート(1日で巡った最長)は、
台北駅 → 十分(ランタン飛ばし・十分瀑布) → 九份(B級グルメ・茶藝館で休憩) → 基隆(夜市) → 松山(夜市) → 台北駅 → 中山(かき氷)
の欲張りすぎコース。
自力で周ると歩く距離も長くなり、ものすご〜く疲れたので、どれか2〜3箇所を削って巡るのがお勧めですが、一応1日で巡る事は出来ました。
現地発着ツアーで行く(九份のおすすめツアー)
こんな風に、自力でビシバシ周っている私達ですが、九份と周辺観光地を幾つか周るのであれば、現地発着ツアーはやっぱり意味があるな〜と密かに思っています。
特に、夕方以降に九份を訪れたいという方や、女性1人旅で九份に訪れたいという方、連休時に行く方は、現地発着ツアーは良い選択だと思います。(理由:個人で夜の九份に行くと、帰りが大変だから)
そこで、参加価値の高い「夜の九份を含んだ現地発着ツアー」の中からおすすめだと思うものをピックアップしてみました。
九份おすすめツアー1
【選択理由】
- 台湾観光の王道である「夜の九份」、超有名小籠包「鼎泰豊」、最近人気の「十分のランタン上げ」がセットになった無駄のないプランだから
- 小籠包店「鼎泰豊」の提供メニューを見てみると、バラエティーに富んだメニュー構成になっているから。個人で行くと個数少なめの小籠包を注文できないのですが、このツアーだと専用セットメニューが用意されていて、色々な種類を少しずつ食べられるので良いなと思ったから
- 台湾の王道夜市「士林夜市」や有名マッサージ店「豪門世家」、「台北駅」など、最後に送ってもらう場所を選ぶことができ、ツアーが終わってからも台湾観光を存分に楽しめるから
九份のおすすめツアー2
【選択理由】
- 台湾観光の王道である「夜の九份」「十分のランタン上げ」「十分の滝」「士林夜市 or 台北駅(帰りの送り先)」がセットになった基本プランに加え、あの美味しい有名小籠包店でのお食事券バウチャー付(オプション)も選べるから
- 最後は「士林夜市」か「台北駅」のどちらかに送ってもらえるから
- オプションとなりますが、京鼎樓(ジンディンロウ)本店に自力で行ける人であれば、九份おすすめツアー1に比べ、ちょっと費用を抑えられます。(印刷したバウチャーを提示して自分で入店)
他にも、九份ツアーのラインナップが沢山あります。
中でも、鼎泰豊と九份・十分のセットプランはやはり人気のようです。
九份に行くリーズナブルなツアー
【選択理由】
- 「夜の九份」に不安なく行けるから
- わずか1,000円弱アップで夕食付きのプラン(オプション)にアップグレード出来るから
- 台北・九份間の往復送迎に加え、最後に「饒河街夜市」にも寄れるから
→ 台北・九份 往復送迎バス(饒河街夜市散策付き)の価格を見てみる
九份タクシーチャーターで行く(カスタムツアー)
「子連れで九份に行きたい!」「3人以上のグループで九份に行きたい!」という場合、タクシーをチャーターして、九份や十分なども周ってしまうという手もあります。8時間プランなら野柳にも行けますね〜。
時間内であれば自分の行きたい場所に行ってもらえますし、料金も決まっているから、ボラれたり遠回りされたり・・という心配も無し。
こちらは日本語ドライバーの運転で周遊できます。
また少し金額は上がりますが「日本語ガイド」が案内してくれるカスタムツアーもありますよ。
→ 【貸切チャーター車ツアー(4時間)|日本語ガイドがご案内】九份老街<台北市内発>の価格を見てみる
九份へ電車で行く方法
ここからは、台北から九份まで自力で行く方法を、“やること順” にご紹介いたします。
まずは「電車編」から。
最初は、台北駅から 九份の最寄駅である瑞芳(ルイファン)への行き方について書きたいと思います。
電車で瑞芳(九份の最寄駅)まで行く方法には注意点がありますが、それさえ押さえておけば簡単に行けるので、私がおかしてしまった悪い例(失敗談)をご紹介した上で、それを踏まえた「確実に行けるオススメの方法」も口コミしたいと思います!
台北駅から瑞芳駅までは、鉄道「TRA」で
まずは「イージーカード」か「切符」を購入
初めに「イージーカード(EASY CARD 悠遊卡)」か「切符」を購入します。
イージーカード(悠遊カード) おすすめ
▲Easy Cardは、改札でかざすだけで割引に
イージーカード(EASY CARD 悠遊卡)は、交通系のICカード。
日本のSuica・PASMO・ICOCA・Kitaka・Manaca・TOICA・ICOCA・PiTaPa・SUGOCA・nimocaなどのような、チャージ式の電子マネーです。
悠遊カードは、切符購入の手間が不要なのと、電車運賃の割引がある点、お釣りが出ないバス利用の際にも便利なので、おすすめです。
MRT駅で売っているので購入し、チャージしておきます。
尚、指定席設定のある「特急」や「急行列車」にイージーカードで乗車する場合、料金は安いのですが、自動的に立ち乗り(=決まった席は無し)になります。
詳しくは、このページ内に書いておりますので、最後までご覧いただければと思います。
※イージーカードの買い方・チャージの仕方は、「台北地下鉄(MRT)の乗り方・悠遊カードの買い方と使い方・乗り放題も」をどうぞ。
切符
▲台湾鉄道 台北駅 切符売場 窓口
悠遊カードを持っていない場合や、指定席を取りたい時は、切符を購入します。
切符購入は、窓口・券売機、どちらでもOK!
台北駅・TRA(鉄道)の窓口は写真のような混みようだったので、自動券売機で、九份の最寄駅「瑞芳」駅までのチケットを買ってみました。
▲台北駅1階のTRA自動販売機
TRA(鉄道)の自動販売機は、
台北駅1階(窓口隣)や、地下1階TRA改札口近くにもあります。
▲台北駅1階のTRA自動販売機
自動販売機は2タイプ。
1つはタッチパネル式のもの。
もう一つは旧式のボタンタイプ。
▲タッチパネル式(台湾鉄道 自動券売機)
特急・急行(自強・莒光・太魯閣・普悠瑪)の座席指定をする場合は、タッチパネル式自動券売機で購入し、
(または窓口)
▲旧式のボタンタイプ(台鉄 自動券売機)
旧式のボタンタイプは、悠遊カードを持っていない方が、
- 普通電車(区間車・区間快速)で行く場合
- 自強号や莒光号の指定席が満席で、それらの「立ち乗り切符」を購入したい場合
のいずれかの時に利用します。
ボタン式の券売機で購入した自強号や莒光号の切符は、悠遊カードの時と同様、自動的に立ち乗り(=決まった席は無し)となります。
立ち乗りは、指定席の人が来るまで空席に座ることが出来るのですが、基本、席はないということに。。。(予約者が来たら立つ)
指定席でも立席でも、料金は一緒なのにね。(乗る電車によって料金が決まるシステム)
日本で言う「自由席」のような車両はないので、座れたらラッキーくらいに思っておけば良いかも。(昼に行った時は、普通に座れたけれど)
尚、区間車と区間快速は普通の通勤電車なので、空いている席にはもちろん座れますよ。
※ボタン式の券売機で買えるのは、区間車・莒光・自強・復興の切符のみ。太魯閣・普悠瑪はタッチパネル式で購入します。(自強・莒光はどちらでも可)
【切符の買い方】
※日本語表記は無いので、下記カッコ内に日本語訳を書きました。
タッチパネル式
(自強・莒光・太魯閣・普悠瑪の指定席を買いたい時に利用する券売機)
- 当日券を選ぶ
選択肢は、
- 購買當日票(当日券)
- 購買車票(前売券)
- 訂票取票(予約した切符を発券)
- 乗車日を選ぶ
前売券を選択した場合のみこの項目が出ます。(当日券の場合は出ない) - 発着駅を選ぶ 「北部」ボタン →「台北」
- 目的地を選ぶ 「東部」ボタン →「瑞芳」
- 電車を選ぶ
「瑞芳」に停車する電車のリストが出てくるので、選択。
〔電車の種類〕
- 自強(=特急) NT$76
- 太魯閣(=特急) NT$76
- 普悠瑪(=特急) NT$76
- 莒光(=急行) NT$59
※元々指定席のない通勤用の普通電車(区間車/區間)や快速電車(区間快速/區間快)は、リストに出てこないようです。
※料金は、台北駅から瑞芳までの特急料金(運賃込)です。
- 片道・往復を選択
- 往復は、購買去回票(Return trip)
- 片道は、購買単程票(One way ticket)
- チケットタイプと枚数を選ぶ
成人(大人)、孩童(子供)、敬老(高齢者)、愛心(障害者)
※台鉄は、外国人のための高齢者割引はありません。日本人のシニア観光客は「大人」で購入します。
- 座席の指定(英語表記あります)
- Auto (機械任せ)
- Manual(自分で選ぶ) → 座席表から選びます
- Manualをタッチすると、指定できる席の候補が出てくるので選択
- 窗邊 (窓側)
- 走道(通路側)
- 支払方法を選ぶ
- 現金
- 信用卡(クレジットカード)
- お金を支払って終わり
ボタンタイプ
(悠遊カードを持っていない人が、区間電車で行く場合に利用)
- お金を入れる
- 枚数を選ぶ
〔選択肢〕
- 一張 1PCS(1枚)
- ニ張 2PCS(2枚)
- 三張 3PCS(3枚)
- 四張 4PCS(4枚)
- 列車の種類を選ぶ
〔選択肢〕
- 自強(=特急)
- 莒光(=急行)
- 復興(九份に行く時は関係ない電車)
- 區間(=通勤用 普通電車)
- チケットタイプを選ぶ
全票 Full-Fare(大人片道)、孩童 Child-Fare(子供片道)、敬老愛心(高齢者片道)、成人去回(大人往復)、孩童去回(子供往復)
※券売機に日本語は書かれていません
※台鉄は、外国人のための高齢者割引はありません。日本人観光客のシニアは大人で購入します。
- 目的地を選ぶ
駅名が書かれたボタンの中から「瑞芳(Ruifang)」を選択
- 切符が出てきて購入完了
乗る電車をチェックする(要注意!)
指定席を購入した方なら、切符に発車時刻が書いてあるので問題はないです。
でも、悠遊カードでお得に「瑞芳」まで行く人、または、ボタン式旧型券売機で切符を買った人は、乗る電車を時刻表で調べますよね〜。
その方法を語る前に、ちょっと注意点を。。。
私の失敗談から学ぶ注意点
まずは悪い例として、私の失敗談をご紹介。
ある日、九份の最寄駅「瑞芳」に向かうため、台北駅で発車間際の「自強」に飛び乗りました。
たしか前回も「自強」で行けたし、「自強」は特急なので早いからね。
走ること35分。そろそろ到着するはず。。。
あれ? 一向にスピードが落ちないなぁ。
ちょっと嫌な予感がしたんですが、見事、的中してしまいました。
ありゃりゃ、通過しちゃった。
まっ、いいか。次の駅で降りて引き返せば。。。
と、軽く考えていた矢先、乗車券拝見のため車掌さんが私たちの車両にやって来ました。
乗越料金を支払うため、「瑞芳」に行きたいけど間違えてしまったと伝えると。。。
車掌さん「あちゃーーーーっ!!」(←という顔)
私たち「????」(←楽観的)
そうです!この自強号、次の停車駅は、
花蓮♪
2時間30分 ノンストップの旅となりましたぁ〜〜!
東京駅から小田原まで行きたかったのに、新大阪まで行っちゃった・・的なイメージです。
「瑞芳」まで戻る電車の発車時刻とホーム番号を教えてくれたりなど、色々と親切にしてくれた車掌さん。ありがとう。
▲車内で乗越料金をお支払い
要らぬ情報ですが、乗越料金の清算においても、切符より悠遊カードの方が安かったなぁ。(写真)
ちなみに、私たちの他にもう一組、間違えてその電車に乗った日本人グループがいて、ちょっと仲良くなっちゃいました。w
ほかにも、中国人おばちゃん軍団に「あなた達も間違えたの? 私達もよォ!!(笑)」と、花蓮で引き返す電車に乗り込む際、超笑顔の中国語で話しかけられたりと、お仲間が結構いたりして。。。
と、まぁこんな風に、台湾の鉄道にちょいと慣れて来た頃にミスってしまった私たち。
戻る時間も合わせ、ロスタイムは約4時間30分となりました。
夕暮れ時に到着するよう計画してたら完全にアウトだったなぁ。(この日はお昼到着を目指していた)
ということで自強号は、「瑞芳」に停車する電車もあれば、停車しないものも有るということが分かりました。
この経験から、「悠遊カード」又は「ボタン式券売機切符」で九份に電車で行く際の私のおすすめは、
- 自強、莒光に乗る場合は、台北駅で駅員さんに「瑞芳」に停車する電車かどうか確認する
- 駅員さんに聞けなかったら、瑞芳に確実に停車する「区間車(普通電車)」か「区間快速(通勤快速)」で行く
のどちらかです。
ちなみに所要時間は(台湾鉄道の時刻表より)
- 自強号 36〜43分
- 莒光号 39〜48分
- 區間車(普通の通勤電車) 46〜57分
- 區間快速(普通の通勤快速) 34〜40分
(↑悠遊カードで乗れる電車のみピックアップ)
同じ車種でも所要時間に違いがあるのは、駅での停車時間に違いがあったり、停車駅が異なったりなどの理由によるのかな。
私がおかしたリスクを考えると、所要時間15分〜20分程度の違いなので、確実性のある「区間車(普通電車)」か、所要時間なら特急と引けを取らない「区間快速(普通電車の快速)」はおすすめです。
もしくは、自強・莒光・普悠瑪・太魯閣の「指定席」を購入するか。(瑞芳に停車する電車一覧から席を選ぶため、確実に停車する)
とは言え、自強・莒光・普悠瑪・太魯閣は本数が少ないので、必然的に「区間車(普通電車)× 悠遊カード」になっちゃいますけどね。
九份最寄駅「瑞芳」まで行く時の電車 – まとめ
経験談が長くなってしまいました。要するに↓こういう事です。
九份の最寄駅「瑞芳」まで電車で行く時に、「悠遊カード」を使うと、
- 台北駅からの運賃が、悠遊カードだと44元になる(安くなる)
- 自強、莒光、區間どれに乗っても、悠遊カード利用は44元。
- 悠遊カードの場合は、特急料金は掛からない。
- 悠遊カードで乗れる電車は、自強、莒光、区間、区間快速のみ
- 普悠瑪・太魯閣は、悠遊カードでは乗車出来ない。
- 普悠瑪・太魯閣に乗るなら、乗車前に指定席購入が必要。
- 悠遊カードで自強・莒光に乗った場合、無座(席はなし)です。
- 指定席購入者が現れるまで、空いていれば座っていてもOK。
- 日本でいう「自由席」みたいな車両はない。
- 仮に、旧式ボタン型券売機で切符を買うと、席が無いにも関わらず自強は76元、莒光は59元。どうせ無席なら、44元で乗れる悠遊カードの方がお得です。
- 自強・莒光は、瑞芳で停車する電車もあるが、通過する電車もある。
- 区間車(普通電車)、区間快速(通勤快速)は、確実に瑞芳で停車する。
- 指定席を取りたい場合(自強・莒光・普悠瑪・太魯閣)は、窓口かタッチパネル式券売機で購入する(自強・普悠瑪・太魯閣は76元、莒光59元)
これらは全て、私が駅員さんに確認したものです。
もし、あの失敗が無かったら何の躊躇もなく「電車で九份に行くのは簡単ですよ」なんて口コミしていたかもしれませんが(初回は難なく行けたからね〜)、失敗があったからこそ、色々と質問しクリアにすることが出来ました。
瑞芳駅に停まる電車の時刻表/台北駅→瑞芳(2020年1月21日更新)
2020年1月21日現在の台湾鉄道 時刻表を掲載しておこうと思います。
- 「瑞芳」に停車する電車だけピックアップしています。
- 各電車の行き先は、蘇澳、瑞芳、花蓮、雙溪、南澳、臺東、志學、宜蘭、福隆 方面です。
- 九份のお店は早仕舞いで、18時〜19頃にはシャッターを閉める店も多いです。なので、おすすめではない遅い電車は載せていません。
- 遅くても16時頃までに九份に着くのがおすすめです。
- 17時以降に九份到着の計画だと(瑞芳には16:30頃着以降)、着いた時は店がやっているけど、帰る頃にはシャッターが閉まってる店がチラホラという感じ。九份の雰囲気をフルで楽しめるギリギリラインは、16:43 瑞芳着 かなと勝手に判断して、それ以降の時間帯はカットしています。
- 九份のお店の開店時間は、早いお店でAM9時から(一部の店舗)、多くの店はAM10時・11時に開店するお店が多いです。
- 台湾の電車は、頻繁に遅延します。(日本の電車のように1分とか2分の遅延ではなく、10分・15分遅延とかザラにあります。)
《台北駅発 → 瑞芳駅着》
2020年1月21日現在 時刻表
★特急・急行
車種 | 台北発 | 瑞芳着 | 備考 |
---|---|---|---|
自強212★ | 09:00 | 09:35 | |
區間4162 | 09:24 | 10:21 | |
區間1148 | 09:49 | 10:47 | |
莒光642★ | 10:04 | 10:52 | |
區間1152 | 10:19 | 11:12 | |
區間4172 | 10:30 | 11:17 | |
普悠瑪422★ | 10:48 | 11:20 | 普悠瑪は、悠遊カードでは乗車できません |
【日曜のみ】 區間快4026 |
日曜 11:00 |
日曜 11:43 |
|
區間4178 | 11:18 | 12:04 | |
自強224★ | 11:52 | 12:33 | |
區間快4028 | 12:10 | 12:50 | |
區間4182 | 12:34 | 13:21 | |
太魯閣228★ | 13:10 | 13:42 | 太魯閣は、悠遊カードでは乗車できません |
區間4188 | 13:24 | 14:11 | |
區間2164 | 13:52 | 14:38 | |
區間快4030 | 14:10 | 14:46 | |
【日曜のみ】 莒光560★ |
日曜 14:15 |
日曜 15:06 |
|
區間4198 | 14:38 | 15:25 | 16時頃までに九份に着くならこの電車が最後 |
區間2174 | 14:52 | 15:39 | |
區間4208 | 15:25 | 16:11 | |
自強172★ | 16:04 | 16:44 |
こうやってピックアップしてみると、区間電車(普通)が多いのね。
さてさて、乗る電車が決まれば、あとはすごく簡単です。
台鉄・瑞芳方面のホームへ
台北駅は大きすぎて迷っちゃう!と感じますが、台湾鉄道の改札口の場所は割とシンプルで、
▲台北駅
ドーーンと構えたあの台湾駅の地下1階に位置しています。
迷いそうになったら、一旦外に出てからこの駅舎に入ると、
案内表示があちこちに有るので、
台鐡 TRA(台鉄)っていう方向を目指して進めば大丈夫。
ちなみに、MRT淡水信義線やMRT板南線に乗って台北駅に来る方は、「台鐡」と書かれた案内に沿ってMRT改札を出ると、「台鉄乗り場」の目の前に出られるので楽です。
台鉄・改札口に着きました!
九份の最寄駅「瑞芳」は、東部幹線の北上なので4番線。
4番線に行くと、さらにホームが4A・4Bに分かれているので、電光掲示板で確認。
- ホームは「月台」の欄に
- 「晩○分」は○分遅れで到着予定
- 「準點」は定刻通りに到着予定
という意味になります。
尚、普通列車(区間車)は車両編成が短いので、ホームの端っこで待ってると停車位置まで走ることになってしまいます(汗)
▲台鉄・台北駅では停車位置に注意
なので、ホームには各電車の停止位置が書かれた案内看板がありますので、時間に余裕があればチェックし移動しておくのがお勧めです。
(停まらない位置で待っていたら、気付かないこともあるのだ〜)
▲区間車
さて、電車が入ってきました!
こちらは区間車(普通電車)。
車内はいかにも「通勤用」といった雰囲気です。
(通勤向けの座席なので、お弁当を食べられる雰囲気は無し)
▲莒光号
莒光号はこういう感じ。
▲自強号
そして自強号はこんなんです。
(側面は普通電車のように見えますが、中に入ると特急らしくボックス席仕様)
これら通常デザインのほか、ラッピング電車もたまに見掛けます。
では、電車に乗り込みます!
松山駅・南港駅からも乗車可能
▲台湾鉄道 台北・瑞芳間 路線図
台北駅から電車に乗ると、次の駅は「松山」。(台北駅から6分)
その次の駅は「南港」です。(台北駅から10分)
両駅ともMRTなどの乗換駅になっているので、居る場所によっては、これらの駅から台鉄に乗っても良いですね。
- 松山駅・・MRT松山新店線(グリーンライン)
- 南港駅・・MRT板南線(ブルーライン)、高鉄(台湾新幹線/HSR)
松山や南港で停まる台鉄の種類は、
- 松山駅・・・区間車・区間快速・自強・莒光・太魯閣・普悠瑪
- 南港駅・・・区間車・区間快速・太魯閣・普悠瑪
です。
松山駅は台北駅と殆ど同じ電車が停まるのですが、南港駅は通過する特急電車があります。
まぁそうは言っても、区間車か区間快速が多いので、影響は少ないと思いますが。。。
また、太魯閣・普悠瑪は悠遊カードでは乗れないこと(指定席切符を購入すればOK)や、特急の類は瑞芳に停まるかどうか確認が必要なことは、上記と同じです。
瑞芳駅に到着! 瑞芳駅から九份までの行き方台北から九份への行き方・電車編 その2
瑞芳駅に到着しました!
「瑞芳から九份への行き方」は次ページでご紹介しております。
瑞芳からタクシーまたはバスで行く方法(乗り場・料金)、降りるバス停付近の景色、下車バス停「九份老街」からの行き方などなど〜。
もちろん全記事、何度も体験している事を元に書いておりますので、是非一読いただければと思います!
→ 台北駅から九份への行き方(電車+タクシー・電車+バス 編)2
九份への行き方 バス編台北から九份への行き方
台湾 台北から九份への行き方/バス編
また、台北から九份まで乗り継ぎなしで行ける公共バスでの行き方は、3ページ目に書きました。
2018年9月に新登場した965系統・台北客運と、従来からある1062系統・基隆客運の実録レポです。
→ 九份の行き方 バス編 (台北から九份)台湾 – 965・1062バスの利用法
九份からの帰り方
▲帰りのバスを待つ大行列(平日に撮影)
私達の後ろにも多くの人が並んでいました
自力で九份まで行く方に、是非お伝えしたい「九份からの帰り方」について書いています。
九份は、夜が素敵なので、暗くなる頃に訪れたい場所。
なので、観光客の数も夜に激増します。
でも、しか〜し!
その混雑している夜に、なんとバスの本数が減ってしまうんです。。。
そこで、バス待ち行列が凄まじい時に役立つかもしれない、九份から台北への帰り方を、多くの写真と共にご紹介しております。
九份の観光・グルメ
▲台湾・九份で色々楽しんでおります
私たちが何度も訪れている九份。
多くのB級グルメや茶藝館を体験しておりますので、感想を下記3ページにまとめました。
- 九份グルメ・お土産・観光地図1- おすすめ写真スポット・撮影時間編
- 九份グルメ・お土産・観光地図2- 茶藝館・カフェ・レストラン編
- 九份グルメ・お土産・観光地図3- B級グルメ・食べ歩き・安いフード編